日本語教育能力検定試験の勉強方法について

こんにちは。
KEC日本語学院では、検定対策後期コースがスタートしました。

この試験は、何点取れば、合格という試験ではなく受験者の中で点数が高かった人が合格できる試験です。

令和3年度に実施された試験では、受験者8,301人のうち2,465人が合格しました。

今回は、KECの検定対策講座を受講され、見事合格された方からお聞きした勉強方法をいくつかご紹介します。

■用語をふせんに書き、キッチンに貼って洗い物をしているときに眺める。
→用語の暗記は必須なので、その用語に触れる機会を増やすことは、本当に大切です。
用語の説明が自分の言葉でできるようになるまでがんばりましょう。

■苦手分野のまとめノートを作る。
→検定試験は、ゆっくり考えて解く時間がないので、知識を整理して覚えていないと時間が足りなくなります。ノートにまとめるのは時間が掛かりますが、知識を整理するためにぜひ自分だけのまとめノートを用意しましょう。試験当日に参考書をたくさん持っていくのは大変なので、自分で作ったまとめノートを持っていくこともお勧めです。

■過去問を過去3年分3回は必ずやる。(多ければ多いほどいい!)
→試験の傾向をつかむには過去問をするのが一番です!
なんとなく正解した、なんとなく間違えたという問題がないように、しっかりじっくり過去問に向き合いましょう。
また、満点を目指さないといけない試験ではないので、捨て問題がどれかを見極めたり、時間を意識して解く練習にも過去問はとても役に立ちます。

 

以上、勉強方法のご紹介でした。
令和4年度の検定合格に向けて、頑張りましょう!

6月より入国者数が2倍に!

 報道によりますと「政府は新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、1日当たりの入国・帰国者数の上限を現在の「1万人程度」から6月に「2万人程度」に引き上げる方向で調整」とのこと。

 現状でも日本語教師求人サイトの掲載数は急増していることを考えると、入国制限緩和の「1万人程度」⇒「2万人程度」は、更に求人に拍車をかけると考えられます。

・日本語教師不足の懸念も?

おおよそ2年間、入国待機の受講生・技能実習生の入国により、一部の日本語学校や日本語教育機関等では、「日本語教師不足という現象が起こるのでは?」と心配される声もあります。

・日本語教師不足になっても、授業ができなければ採用されない。

仮に日本語教師不足という状態になっても、日本語教師採用試験には、模擬授業が課せられます。授業ができるかどうかが採用基準であることには変わりはありません。日本語教師養成講座で数回しか模擬授業を経験していない方には、とても高いハードルです。

KECでは、指導経験(家庭教師・塾講師等)の全くない方にも即戦力として活躍できるように実践演習と教育実習の合計58回の模擬授業体験でじっくり日本語教師として指導力を養成いたします。未経験の方もご安心ください。

【日本語教師養成講座 オンライン講座】

・オンラインか?対面か?

 コロナウイルスの影響もあって、日本語教師養成講座には、オンラインで受講する講座と対面受講の講座があります。特に基礎理論クラスは、オンライン(動画)で受講する場合、モチベーションを維持するのが大変かもしれません。「いつでも、観れるから、週末にまとめて観よう」「今日は、疲れたから、また、明日」等々、「いつでも観れる」⇒「いつか観よう」となってしまう場合もあります。「時間が決まっている」「他の受講生さんがいる方が、スイッチが入る」という方は、対面クラスが向いているかもしれません。どちらか一方というよりは、仕事や学校の都合、感染状況により、対面とオンライン(動画)を切り替えることが出来るスタイルが理想です。

・オンライン⇔対面受講のハイブリッド受講

 オンライン(動画)だけの受講しかできない場合は、「最後まで受講できるか心配」「一人で、できるかなあ?」等の不安を持つ方もおられます。

そこで、KECの基礎理論クラスでは、オンライン⇔対面受講の両方ができるハイブリッド受講方式を採用。基本は、対面受講で登録しておき、状況に応じ、オンライン(動画)受講も可能です。もちろん、その逆も可能です。

 

・日本語教師として必要な知識の定着度を確認します。

 KECでは、オンライン(動画)受講でも、対面受講でも、各科目ごとに試験を行い、その定着度をしっかり確認致します。また、KEC独自のレジュメ教材により、ただ観ているだけ、聞いているだけの授業ではなく、記憶に残り、更に忘れにくいご自身専用のレジュメ教材です。受講生の中には、「このレジュメ教材さえ、やっておけば、基礎はバッチリ」という方も、おられます。その方は、日本語教育能力検定試験に見事、1回で合格されました。

どうして日本語教育能力検定試験の勉強をするのか。

こんにちは。

もうすぐ年に一度の日本語教育能力検定試験があります!

この試験は、合格率が20%前後と言われている試験ですので、ある程度の期間勉強をする必要があります。

しかし、受験勉強を続けていると、弱気になったり気が抜けてしまう時期もあると思います。

そんな時は『学習動機』がとても大切です。

 

皆さんは、どうしてこの試験を受験しますか?

合格証書を手にしたら、その先にどんなことがしたいですか?

日本語を教えている理想の自分をイメージして、学習のモチベーションを保ちましょう!

 

最初は、日常で何の不自由もなく使っている日本語の勉強に戸惑うかもしれませんが、日本語を全く知らない人に教えるためには、文法の規則や発音の際の口の中の舌の位置など知識が必要になります。

 

参考書や問題集を使って受験勉強をしていると、何のために勉強しているのかがわかりにくくなるときがあると思います。その際は、「日本語を知らない学習者と向き合ったときのこと」を想像し、知識を現場で活かせるものにしていきましょう(^^)/

今している一つ一つの勉強は、教壇に立った時に必ず役に立つものです。

 

受験勉強が1日の試験のためだけではなく、皆さんのその先にある夢を叶えるものになることを願っています。

「就職できる、日本語教師への道④」

 

ネガティブな「あるある不安」をポジティブに変えましょう!

 

①実は、日本語しか話せない。

⇒日本語を直接法で指導します。つまり、日本語を日本語で教えるのです。例えば、私たちが、アメリカに語学留学に行く場合、英語を英語で学びますよね。同じ感覚です。

 

 

②人前で、長時間話せるか自信がない。勉強を教えた経験がない。

⇒誰でも、話す内容が頭の中になければ、話せないものです。なので、授業で取り扱う内容を事前に準備しておけば大丈夫です。日本語学校で毎年、毎年、教科書が変わることはないので、まずは、ひととおり準備しておけば、翌年からスムーズに授業準備できます。

また、指導経験の無い方がほとんどですので、KECでは実践演習46回、教育実習12回で模擬授業練習をしっかり、積んで即戦力として実力をつけて戴きます。

 

 

 

声を荒らげる

皆さま、こんにちは。KEC日本語学院、七色の語り部こと、学院長の磯部です。

 

突然ですが、「大きな声を出すこと」を何と言うかご存知でしょうか?

そう、「声を荒らげる」ですね。ではこれ、何と読むでしょうか?

 

1「声を荒(あ)らげる」

2「声を荒(あら)らげる」

 

正解は、なんと!

2「声を荒(あら)らげる」なんです!ご存知でした?

 

文化庁の「国語に関する世論調査」によりますと、本来の言い方とされる「声を荒(あら)らげる」で使う人はわずか11.4%だそう。間違えて覚えている方が圧倒的に多いですね。

 

そんな日本語を改めて見直してみたい方、そして日本語を外国人へ教えてみたい方、日本語教師の資格を取って、国内・海外で日本語指導をお仕事にしてみませんか?

 

まずはお早目に相談会、説明会にお越しになられ、ご検討ください。

 

▶オンライン合格パックコースはこちら↓

https://www.jpns.kec.ne.jp/lp-jltct/

 

▶KEC日本語学院 HPはこちら↓

https://www.jpns.kec.ne.jp/

 

▶資料請求はこちら↓

https://www.jpns.kec.ne.jp/document.html

 

▶個別入学相談会はこちら↓

https://www.jpns.kec.ne.jp/document11.html

 

▶合同入学説明会はこちら↓

https://www.jpns.kec.ne.jp/briefing.html

日本語を勉強している人が1番多い国はどこ?

皆さま、こんにちは。新宿校の関です。

いろいろ落ち着かない状況ですが、修了生の方からの就職報告も届くようになってきました。でも、ほとんどが国内の就職です。海外希望の方々からは、「こんな状況でしばらく動けないし、10月の日本語教育能力検定試験の勉強でもするか~」なんて声も聞こえてきます。

そこで今回は、日本語を勉強している人(学習者)が多い国をご紹介します。「国際交流基金」で3年に1回、海外の日本語教育機関の調査を行っており、直近では2018年の調査結果が公表されています。

さて、どの国が1位だったでしょうか?

※ここで注意!

日本語教育能力検定試験では、【学習者数】だけでなく、【教育機関】【教師数】

もあわせて問題が出ますので、チェックしておいてください。

  • 国際交流基金『海外の日本語教育の現状 2018年度日本語教育機関調査より』

皆さまの予想通り?1位は【中国】でした。1,004,625人で、前回の調査(2015年)よりも5万人増えていました。中国の大学入試(高考)で日本語科目が選べるということもあり、小・中・高の学習者が増えているそうです。そして【教育機関】と【教師数】も増えています。

2位の【インドネシア】は中等教育での日本語学習者が多いのですが、必修科目であった第二外国語学習が選択科目になったことで、学習者が減ったということです。3位の【韓国】も学習者が減少。少子化の影響とも言われていますが、やはりそれでも3位。【機関数】 や【教師数】も増えています。

 

そして注目は【ベトナム】。【学習者数】【教育機関数】【教師数】、全て大幅に増えています。KECの修了生も、ベトナムに就職される方は多いです。試験対策という点では、ベトナムに関する事柄は押さえておいた方が良さそうです。

試験本番まで約半年。なかなか手強い相手ですが、私達といっしょに頑張りましょう!

 

コロンビアに5名就職決定!

皆さま、こんにちは。KEC日本語学院 七色の語り部こと、学院長の磯部です。

 

コロナの影響が長引く中ではありますが、KEC修了生の就職が、どんどん決まり出しております。中でも目を引くのが、コロンビアに一度に5名もの就職が決定したことです!

おー、すごーい、おめでとうございますー♪

 

写真の前列右から3番目の方が学院長先生で、KECに直接ご来校頂いたこともあるんですよ。私、直接お話しさせて頂きましたが、日本語がお上手すぎて、この学校のレベルの高さを目の当たりにした印象でした。

 

何枚かお写真も見せて頂いたのですが、コロンビアの方って、日本人とお顔立ちも似ていて、なんだか親近感が湧きますね (´-`*)

採用決定された5名は、今月と来月に分かれて順次出国されます。ぜひ、遠く離れた異国の地で、日本語を学ばれる学生さんたちに対面で、日本語を教え、日本を伝えて頂ければと思います。5名の皆さま、大いに楽しんでいらしてくださいね。

 

KEC日本語学院では、この方々を始めとするKEC修了生の皆さまのように、プロの日本語教師を目指す方を募集中です。詳細は、「無料個別受講相談(来校、電話、オンライン)」「無料合同説明会(来校)」へご参加ください。

 

▶「無料個別受講相談(来校、電話、オンライン)」

https://www.jpns.kec.ne.jp/form-guidance/

 

▶「無料合同説明会(来校)」

https://www.jpns.kec.ne.jp/briefing.html

 

最後までお読み頂き、有難うございました(^_-)-☆

 

さらに…KEC日本語学院では、日本語教育能力検定試験対策コースのお申し込み受け付けを開始しております。今年の受験をお考えの方はもちろん、いやー、考えてなかったわ、という方もぜひ、検定試験の勉強を始めてみてください。何かを始めなければ、何も始まりませんからね!

 

https://www.jpns.kec.ne.jp/courseken.html

2021年度検定対策講座の申込みが始まりました

皆さん、こんにちは。

今年の検定対策講座の申込みが始まりました!

 

最近は、「養成講座修了+検定合格」という資格を持つ人が増えており、4月頃から日本語教育能力検定試験の勉強をスタートする方がたくさんいらっしゃいます。

 

検定に合格するためには、文法知識、音声学、言語学、心理学、教育理論、第二言語習得理論……とたくさんの勉強をしなければなりません。

「この知識は現場で必要なの?」と思うようなことがあるかもしれませんが、それらの知識も教えるようになってから役に立つので頑張りましょう!

 

検定を受験するメリットは、幅広い知識を持つことで、なぜそのように教えるのか、なぜそうすると学びが起きるのかと理論を踏まえて実践することができる教師になることだと思います。

また、自分が学習者の立場になり計画を立ててきちんと努力した経験は、これから日本語教師になって教えていく上でも必ず役に立ちます。

 

私は、養成講座受講中に検定を受験しましたが、現場に出てから「検定を受験していてよかったな」と本当に思いました。

採用試験の際も「日本語教育の知識がある」「計画を立てきちんと努力ができる人物である」というアピールになったと思います(^^)

 

この試験の2020年度の合格率は、28%でした。(全科目受験者9,033人に対し、合格者は2,613人)

合格点は公表されていないため、正確な数字はわかりませんが、検定対策講座の講師の間では約70%以上の正答率であれば合格圏内と言われています。

最初は範囲の広さに驚くかもしれませんが、勉強すればするほど日本語教育について学ぶことが楽しくなりますよ♪

ご質問やご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください☆

検定合格に向けて楽しく頑張りましょう!

 

https://www.jpns.kec.ne.jp/document11.html

 

 

日本語教育能力検定試験の対策講座

今年の日本語教育能力検定試験まで残り1ヵ月半となりました。
検定合格に向けて、たくさんの受講生の皆さんが試験勉強を頑張っています!

今日は、試験で唯一正解がない「記述式問題」の対策授業についてお話します。

大人になってから原稿用紙に文章を書く機会はなかなかなく、
急に「20分で400字の論述文を書いてください」と言われると皆さんはどうですか。
「400字も書けない!」「構成がわからない!」と思ってしまいませんか。

記述問題で点数を取るには、問われていることをしっかりと理解し、
主張、根拠、具体例を正しい日本語で記す必要があります。

そこで、今週の対策授業では、2点のポイントについて授業をしました。
どちらのポイントも「書き始める前に考える」ということが大切です!

問題文をよく読み、問われていることを理解する。
答えるべきことは何かを正しくつかむ練習、問題文に隠されているヒントを探す練習

具体例を考える。
具体例がないと説得力がある文章とは言えません。
知っている知識と結び付けて、実践ではどうするかをわかりやすい文章で書く練習

記述問題に苦手意識がある方でも、問題文を理解する力、型と手順を身に付ければ
説得力のある良い文か書けるようになります(^^)/

検定対策講座にご興味のある方は、ぜひご連絡ください。
合格を目指して一緒に頑張りましょう★★