【日本語教師養成講座 おすすめの受講方法】

 

・日本語教師養成講座受講の目的は日本語教師として就職すること。
資格取得だけが目的の方は、ほとんどおられないのでは?

それぞれの立場で日本語教師としての働き方をイメージされています。
大学生 ⇒ 新卒の就職先として。
社会人 ⇒「今の仕事が、しっくりこない」ので、転職先として。
シニア ⇒ 定年後の就職先として、「がっつり」働くというより、少しゆっくり。
主婦  ⇒ 週に2.3回勤務。出来れば、15時位で帰宅できれば。

 頑張って日本語教師養成講座を卒業しても、日本語教師として採用されなければ、もったいないですね。採用には指導力の有無がポイントとなります。指導経験の無い方が、数回の模擬授業演習で教壇に立つのは、無理ですし、未経験者が、いきなり長時間の演習(40~50分)を10回程度行うのも無理があります。少しずつ、ポイントを絞って指導力を養っていくことが大切なのです。

 

 

・受講生さんからの驚きのお知らせ

 5月に某日本語学校の専任日本語教師として採用された修了生がKECに来校されました。色々とお話していますと修了生さんから「Aさんも、実は私と同じ日本学校に採用されたんです。」とのこと。よくよく、聞いてみると4人位の方がKEC修了生であることが判明しました。一つの日本語学校でのKEC修了生採用比率の高さに驚きましたし、皆さんが実力を付けて日本語教師として活躍されていることに改めて感謝致しました。

 今後とも就職できる日本語教師養成講座として、精進して参りたいと思います。

結婚・出産・育児を経て、「いつか目指してみたい…」を現実に!(^^)

(夢を叶えて就職決定された、KEC修了生!)

 

皆さま、ごきげんよう。七色の語り部こと、KEC日本語学院 学院長の磯部です。

本日はタイトルのとおり、結婚・出産・育児を経て、見事に就職決定された方の体験談をご紹介いたします!

 

「日本語教師に興味を持ったきっかけ」

十数年前、私が一般企業で事務をしていた頃、職場の先輩が「日本語教師を目指す」と言い、退職されました。「日本語教師という仕事があるのか…」学生時代に英語や異文化コミュニケーションを学んでいた私は、漠然と興味を持ちました。「いつか目指してみたい…」その後、結婚・出産・育児を経て、子育てがひと段落した頃、手に職を持ちたい、生涯打ち込めるような仕事を探したいと思いました。そして、かつて日本語教師という仕事に興味を持ったことを思い出しました。小学生の娘が2人居た私は、家庭と勉強を両立できるだろうか…という不安はありました。ですが、ずっと頭の片隅で気になっていた日本語教師。やらずに後悔するよりまずは挑戦してみよう!そう思い、KECの門を叩きました。

 

「KECを選んだ理由・実際に受講してみて」

KECの他に2校見学に行きました。校舎が新しい、勉強の負担が少なそう…など、魅力的な所はありました。その後KECの説明会に行き感じたことは、「大変そう…大丈夫かな」他の皆さんも体験談にあげられていますが、KECの特徴は圧倒的な演習量。演習授業では毎回教壇に立ちます。授業外での準備は必須です。教師経験ゼロの私には場数を踏む経験が必要だと思っていましたので、迷わずKECに決めました。KECの演習で培ったこと、うまくできた演習も失敗した演習も、先生やクラスメートからのフィードバックも全て、今の私の糧になっています。基礎理論の授業も、経験豊富な先生による講義は毎回、驚きと発見に満ちていました。単元テストによって定着をはかることができ、検定試験の合格にも繋がりました。

 

「日本語教師を目指す方へ」

もしも今「自分にできるのだろうか…」と迷われている方がいたら、まず一歩踏み出してみましょう!1年半前の私がそうでしたが、踏み出してみれば何とかなるものです。(勉強が忙しく家庭のことが疎かになった時期もありましたが…笑)そしてKECの先生方・学院長先生・事務の方々は、受講中の悩み~就職のことまで、相談すればいつでもサポートしてくださいます。年齢も職業も全く異なるクラスメート達と同じ志を持って学べたこと、KECで過ごした時間は、日本語教師という仕事をスタートさせた今も、これからも私の原点になると思います。

 

現役日本語教師の言葉「いろいろあるけど、仕事は楽しい、面白い」

 何故か、KECには修了生の方が、ちょくちょく遊びに来られます。だいたいが、事前連絡無しの突然来校です(笑)。特に違和感もなく、受講されていた時のように話せるのも不思議なことです。最近、ご来校された受講生とのお話は・・・

 

・修了生(60代)の方から嬉しいお言葉①

 今春より、日本語教師として活躍されている修了生(60代)が遊びに来られました。お話を聞くと「1年前には、自分が日本語教師として教壇に立つなんか、想像もしなかったです。KECに来て、ホンマに良かったですわ。授業準備には、時間がかかりますが、自分が活躍できる場所があるのが、とても嬉しい。今は、とても楽しいです。」

 

・修了生(20代)の方から嬉しいお言葉②

 新卒の常勤日本語教師として勤務されている修了生が、「ちょっとKECに寄りました」とご来校くださいました。

・私「新卒で就職して、久しぶりに友達が集まると、会社のグチで、盛り上がるって、あるあるですが、そんなことはない?」

・修了生「いろいろありますが、面白いです」

・私「それは、良かった!」

 

 定年後にご自身の希望とまったく違う仕事に就かれる方もおられますし、新卒で第一希望の就職が、うまくいかず、第二希望⇒第三希望の会社に勤める方もおられます。生活の為には、やむをえない場合もありますが、「いろいろあるけど、仕事は楽しい、面白い」とか「仕事は、嫌いじゃないですよ」と言えたら幸せですね。

6月より入国者数が2倍に!

 報道によりますと「政府は新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、1日当たりの入国・帰国者数の上限を現在の「1万人程度」から6月に「2万人程度」に引き上げる方向で調整」とのこと。

 現状でも日本語教師求人サイトの掲載数は急増していることを考えると、入国制限緩和の「1万人程度」⇒「2万人程度」は、更に求人に拍車をかけると考えられます。

・日本語教師不足の懸念も?

おおよそ2年間、入国待機の受講生・技能実習生の入国により、一部の日本語学校や日本語教育機関等では、「日本語教師不足という現象が起こるのでは?」と心配される声もあります。

・日本語教師不足になっても、授業ができなければ採用されない。

仮に日本語教師不足という状態になっても、日本語教師採用試験には、模擬授業が課せられます。授業ができるかどうかが採用基準であることには変わりはありません。日本語教師養成講座で数回しか模擬授業を経験していない方には、とても高いハードルです。

KECでは、指導経験(家庭教師・塾講師等)の全くない方にも即戦力として活躍できるように実践演習と教育実習の合計58回の模擬授業体験でじっくり日本語教師として指導力を養成いたします。未経験の方もご安心ください。

「就職できる、日本語教師への道④」

 

ネガティブな「あるある不安」をポジティブに変えましょう!

 

①実は、日本語しか話せない。

⇒日本語を直接法で指導します。つまり、日本語を日本語で教えるのです。例えば、私たちが、アメリカに語学留学に行く場合、英語を英語で学びますよね。同じ感覚です。

 

 

②人前で、長時間話せるか自信がない。勉強を教えた経験がない。

⇒誰でも、話す内容が頭の中になければ、話せないものです。なので、授業で取り扱う内容を事前に準備しておけば大丈夫です。日本語学校で毎年、毎年、教科書が変わることはないので、まずは、ひととおり準備しておけば、翌年からスムーズに授業準備できます。

また、指導経験の無い方がほとんどですので、KECでは実践演習46回、教育実習12回で模擬授業練習をしっかり、積んで即戦力として実力をつけて戴きます。