皆さま、こんにちは。
7月26日~8月8日分の就職速報です!
◎関西圏
●非常勤講師(日本語学校)
【1名】※30代:1名
◎首都圏
●専任講師(日本語学校)
【1名】※20代:1名
●非常勤講師(日本語学校)
【3名】※60代:2名/50代:1名
●オンライン
【1名】※20代:1名
◎海外
〇シンガポール【1名・60代】
〇ベトナム【1名・40代】
皆さん、おめでとうございます!!
新型コロナウイルス感染者拡大に伴い、何故か「日本語学校の授業が縮小されたり、日本語教師の活躍の場が、少なくなっているのでは?」と考えている方がおられる様です。実際の日本語学校は、教師不足の為、就職説明会や求人情報サイトに日本語教師求人の掲載等、日本語教師募集活動を行っていますが、十分な人数が確保できない学校もあるようです。
・求人掲載数は昨年の438%!
日本語教師・職員求人情報のNIHON MURA(日本村)さんのサイトを拝見すると2022年7月の求人掲載数は175件、外国人留学生・技能実習生・帰国者等の入国者上限を2万人(一日当り)に引き上げた、6月の求人掲載数165件ですので、それの107%アップとなっています。
ちなみに昨年7月の求人掲載数は40件でしたので、アップ率は、なんと438%となります。日本語教師不足の深刻さを物語っています。
※NIHON MURA(日本村)さんのサイト: https://job.nihonmura.jp/category/new/
・日本語教師が売り手市場に!
日本語教師としての指導力が、しっかりついていれば、受け皿である日本語教師求人は豊富にあります。大学新卒・転職希望の方が、日本語教師専任として勤務、又はシニア・主婦の方が、非常勤として勤務されるポストは、十分にあります。
皆さんも、日本語教師として活躍してみませんか?
※新型コロナウイルス感染者数・重症者数等の減少を心より願い、感染防止徹底を進めて参ります。
国家資格化の詳細が決定されるまでは、今まで通りの日本語教師の要件が適用されます。
日本語教師の要件は、下記のいずれかの項目に該当する者とされています(概要※法務省告示)。
① 日本語教育主専攻または副専攻修了
② 日本語教育能力検定試験合格
③ 学士の学位を有し、かつ、日本語教師養成講座420時間修了(文化庁届出受理講座)
令和元年6月28日に公布、施行された【日本語教育の推進に関する法律(令和元年法律第48号)】で触れられている「質の高い日本語教育の提供が課題」となっている現状を受け、外国人などに日本語を教えるための新たな国家資格の制度設計が行われています。
令和3年8月20日に公表された文化庁の「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」では、「日本語教師が必要とする上記の幅広い教養と問題解決能力は必ずしも大学・大学院のみで培われるものではない点や、内閣提出法として成立した類似の名称独占国家資格においても、学士以上の学位を資格取得要件にしている例がない点等から、学士以上の学位を資格取得要件にはしないこととする」とされました。
現在では、「日本語教師の国家資格に関すること」として、以下の内容が議論されています(決定ではありません)。
●筆記試験
・筆記試験の内容既存の民間試験も踏まえて検討。その際、登録日本語教員の資格取得には、筆記試 験合格のほかに教育実習も要件とされることから、受験者の負担に配慮しつつ日本語教師の質・量 の充実に資するよう、試験の内容、方法を検討
・筆記試験の免除の対象者や免除する試験の範囲
法施行後、文部科学大臣が指定した養成機関で養成課程を修了した者については、筆記試験の一部を免除
●教育実習
・教育実習の内容
教育実習の担当教員の資格等を検討
・教育実習の免除の対象者
法施行後、文部科学大臣が指定した養成機関で養成課程を修了した者については、教育実習を免除
●現職の日本語教師に関しては、経過措置として内容を検討
大枠の関連法案が可決成立した場合も、筆記試験と教育実習の内容、方法等の決定には、相当の期間を要します。今後も注視していかなければなりません。
KEC日本語学院では、2022年3月~6月に130名が就職内定されました。この4ヵ月間の日数は122日ですので、1日当たりの就職人数は、130名÷122日=1.07名となります。実際は、日曜日・祝日そしてゴールデンウイークは、日本語学校はお休みですので、1日当たりの就職人数は130名÷100日=1.3名となります。
・高い就職率の理由は?
高い就職率の理由、それは修了後、すぐにでも教壇に立てる即戦力として実力が養成されていることです。今年も、コロナ禍でありながら、常勤講師として活躍されている方、また、非常勤講師として毎週12コマ以上を担当している修了生がおられます。養成講座を修了して、すぐに12コマの予習をして教壇に立つことは並大抵の事ではありません。そこには、KECの実践演習・教育実習で培われた実力が根底にあるからです。
・日本語学校・日本語教育機関に認めて戴いている証
もう一つの高い就職率の理由は、日本語学校・日本語教育機関の皆さまから「KEC修了生なら、安心だ」という高い評価を戴いているということです。今までに採用された修了生の日本語指導や勤務状況が、その評価を戴いているということではないでしょうか。
皆さま、ごきげんよう。七色の語り部こと、KEC日本語学院 学院長の磯部です。
本日はタイトルのとおり、この度、70歳で日本語教師デビューを果たされた方をご紹介します。
KECに初めて説明を聞きに来られたのが、68歳の時。定年後、数年が経過し、たまたま奥様のご友人の娘さんがKEC日本語学院に通われていたのを機に、ご自身もご興味を持たれ、通学を始められました。
約1年3か月かけてご受講の後、この度晴れて日本語学校への就職を実現されました。本当におめでとうございます!
この方の採用決定後、すぐにこの方の面接と模擬授業をご担当された日本語学校の校長先生から、以下のようなメッセージを頂きました!
「明るくやる気にあふれていらっしゃる方で、学生が好きになるタイプの先生だと感じましたので、10月から教壇に立って頂くことに致しました」
「彼が作成された教案を見せて頂きましたが、授業展開に一貫した流れがあり、また、模擬授業で教室の前に立たれた時の学生への視線や話し方がとても自然でした。これは貴院を修了された方の共通点だといつも思います」とのこと。有難うございます。
KEC日本語学院での学びを通して、年齢に関係なく日本語教師になられた方がまたお一人誕生しました。年齢をネックに感じられている方、ぜひ、60代以上の就職実績のあるKEC日本語学院で学んでみませんか?教職員一同、お待ちしております!
出入国在留管理庁によると今年1・2月に「留学」の在留資格で新規入国した外国人は104人でしたが、3月に入国制限が緩和されたため、3・4月は6万1,699人と急増しました。何と593%、約600倍となったのです。
6月には入国制限を更に緩和し、留学生・技能実習生等の1日当たりの入国者数上限を1万人から2万となりました。
・深刻な日本語教師不足
入国者の増加により、日本語学校での留学生受入数も急増となりました。それに伴い、予想通りというか、日本語教師需要が一気に高まりました。
どこの日本語学校も、7月、10月の日本語教師確保に躍起になっているというのが現状です。思い通りに集まらず、何度も日本語教師求人を出している学校もあるほどです。
・日本語教師になるチャンス到来
KEC日本語学院なら、最短6ヵ月で即戦力養成を行います。指導経験が無い方も安心してご参加ください。手取り足取りフォロー致します。就職のご相談は、各校舎で随時対応していますので、受講時はもちろん、修了後も大丈夫です。
売り手市場とも言えるこの機会に、日本語教師を目指されては如何でしょうか。
チャレンジ、お待ちしております。
皆さん、こんにちは。
6月ごろから国内の日本語学校は、完全対面式の授業スタイルになってきました。
KECの修了生で、就職してからオンライン授業をされていた方から5月にやっと学生に会えて、教室で対面授業ができるようになってKECで学んだことをすごく活かせて嬉しいですというご報告をいただきました。
特に授業の組み立て方について実践形式で学べたことが現場で役に立っているとのことでした。
皆さんは、日本語の授業はどのような流れだと思いますか。
KECでは「みんなの日本語」というテキストを使って初級レベルの学生に日本語で日本語を教える方法を勉強することができます。
大きく分けると4つの流れを勉強していきます。
①ウォーミングアップ
授業の初めにします。学生をリラックスさせたり、「これから勉強するよ!」という雰囲気にさせたりすることが目的です。
学生のレベルに合った声掛けのレパートリーを増やしていきましょう!
②文型導入
文型の意味・使い方を教えます。
わかりやすい場面を設定して学生に伝える工夫が必要になります。
この文型導入は、教師の腕の見せ所で一番大切です!
KECでは「文型導入」の課題が一番多いです。
導入のやり方はいろいろあるので、学生のレベルや文型に合わせてやり方を変えられる教師になりましょう。
③基本練習
文型の意味・使い方がわかった学生にその文型の形を覚えてもらうための活動です。
定着のために文字カートや絵カードを使って何度も文型のリピートをさせたりします。ここでは、学生を飽きさせないための工夫が必要になります。
④応用練習
基本練習で覚えたことを、使えるようになってもらうための活動です。
会話練習、インタビュー、ゲームなどコミュニケーション力を意識した練習になります。
学生が楽しんで参加してくれる活動を考えてみましょう。
最初はやり方がわからなかったり、失敗することもありますが、何度も練習して自分の授業スタイルを身に付け、現場で活躍できる教師を目指しましょう!