深刻な日本語教師不足

  9月も中旬となりましたので、各日本語学校さんは、10月からの受け入れ留学生、クラス数は、ほぼ確定されていることかと思います。
多くの日本語学校さんでは、このクラスを担当する日本語教師確保に頭を悩ませておわれます。そうです。日本語教師が全く足りないのです。
日本教師求人サイトのNIHONMURA(日本村)さんによると2022年7・8月の求人掲載数は343件、昨年同月は、75件でしたので、4.57倍ものアップとなります。いかに求人数が伸びているかがお分かり戴けるかと思います。

 

・日本語教師になる好機

  日本語教師を目指されている方にとって、養成講座修了後に就職できるか否かは、重要な問題です。
現在の求人情報から考えれば、最高の時期と考えられますが、420時間コースの修了証書を持っているだけで、採用される訳ではありません。
日本語学校、日本語教育機関で採用されるには、日本語を指導できる能力が身に付いているかが採用基準となります。その為にも、指導能力がつく養成講座で学習することが、ポイントとなります。

 

・日本語教師養成講座選びのポイント

   授業は、テスト・コメント等により理解度が確認されるか?
質問できる環境があるか?
振替受講、休学ができるか?
模擬授業クラス(実践演習、教育実習)では、50回以上の発表ができるか?
受講中~修了後も就職相談できる環境があるか?
受講中~修了後も就職情報が無料提供されるか?
受講中~修了後も無料で再履修できるか?
受講費用の安さだけが、アピールされているが、授業理解と就職のサポートは充分か?
長年に亘り、継続して修了生を輩出できているか?

 

 

新型コロナウイルス感染者拡大ですが、日本語学校は教師不足です!

   新型コロナウイルス感染者拡大に伴い、何故か「日本語学校の授業が縮小されたり、日本語教師の活躍の場が、少なくなっているのでは?」と考えている方がおられる様です。実際の日本語学校は、教師不足の為、就職説明会や求人情報サイトに日本語教師求人の掲載等、日本語教師募集活動を行っていますが、十分な人数が確保できない学校もあるようです。

 

・求人掲載数は昨年の438%!

   日本語教師・職員求人情報のNIHON MURA(日本村)さんのサイトを拝見すると2022年7月の求人掲載数は175件、外国人留学生・技能実習生・帰国者等の入国者上限を2万人(一日当り)に引き上げた、6月の求人掲載数165件ですので、それの107%アップとなっています。

ちなみに昨年7月の求人掲載数は40件でしたので、アップ率は、なんと438%となります。日本語教師不足の深刻さを物語っています。

※NIHON MURA(日本村)さんのサイト:  https://job.nihonmura.jp/category/new/

 

・日本語教師が売り手市場に!

   日本語教師としての指導力が、しっかりついていれば、受け皿である日本語教師求人は豊富にあります。大学新卒・転職希望の方が、日本語教師専任として勤務、又はシニア・主婦の方が、非常勤として勤務されるポストは、十分にあります。

皆さんも、日本語教師として活躍してみませんか?

※新型コロナウイルス感染者数・重症者数等の減少を心より願い、感染防止徹底を進めて参ります。

 

入国者数の増加 ⇒ 日本語教師不足

出入国在留管理庁によると今年1・2月に「留学」の在留資格で新規入国した外国人は104人でしたが、3月に入国制限が緩和されたため、3・4月は6万1,699人と急増しました。何と593%、約600倍となったのです。
6月には入国制限を更に緩和し、留学生・技能実習生等の1日当たりの入国者数上限を1万人から2万となりました。

 

・深刻な日本語教師不足

入国者の増加により、日本語学校での留学生受入数も急増となりました。それに伴い、予想通りというか、日本語教師需要が一気に高まりました。
どこの日本語学校も、7月、10月の日本語教師確保に躍起になっているというのが現状です。思い通りに集まらず、何度も日本語教師求人を出している学校もあるほどです。

・日本語教師になるチャンス到来

KEC日本語学院なら、最短6ヵ月で即戦力養成を行います。指導経験が無い方も安心してご参加ください。手取り足取りフォロー致します。就職のご相談は、各校舎で随時対応していますので、受講時はもちろん、修了後も大丈夫です。
売り手市場とも言えるこの機会に、日本語教師を目指されては如何でしょうか。
チャレンジ、お待ちしております。

 

 

日本語の授業の流れ

皆さん、こんにちは。

6月ごろから国内の日本語学校は、完全対面式の授業スタイルになってきました。

KECの修了生で、就職してからオンライン授業をされていた方から5月にやっと学生に会えて、教室で対面授業ができるようになってKECで学んだことをすごく活かせて嬉しいですというご報告をいただきました。

特に授業の組み立て方について実践形式で学べたことが現場で役に立っているとのことでした。

皆さんは、日本語の授業はどのような流れだと思いますか。

KECでは「みんなの日本語」というテキストを使って初級レベルの学生に日本語で日本語を教える方法を勉強することができます。

大きく分けると4つの流れを勉強していきます。

 

ウォーミングアップ

授業の初めにします。学生をリラックスさせたり、「これから勉強するよ!」という雰囲気にさせたりすることが目的です。

学生のレベルに合った声掛けのレパートリーを増やしていきましょう!

 

文型導入

文型の意味・使い方を教えます。

わかりやすい場面を設定して学生に伝える工夫が必要になります。

この文型導入は、教師の腕の見せ所で一番大切です!

KECでは「文型導入」の課題が一番多いです。

導入のやり方はいろいろあるので、学生のレベルや文型に合わせてやり方を変えられる教師になりましょう。

 

基本練習

文型の意味・使い方がわかった学生にその文型の形を覚えてもらうための活動です。

定着のために文字カートや絵カードを使って何度も文型のリピートをさせたりします。ここでは、学生を飽きさせないための工夫が必要になります。

 

応用練習

基本練習で覚えたことを、使えるようになってもらうための活動です。

会話練習、インタビュー、ゲームなどコミュニケーション力を意識した練習になります。

学生が楽しんで参加してくれる活動を考えてみましょう。

最初はやり方がわからなかったり、失敗することもありますが、何度も練習して自分の授業スタイルを身に付け、現場で活躍できる教師を目指しましょう!

 

日本語教師のやりがいって何?

 

日本語教師のやりがいって何でしょうか?

学生の成長―何といってもこれが一番。学生が目に見えて伸びていると、教師のモチベーションも上がりますよね。
「先生の授業は楽しくて好きです」とかいう言葉を聞くと、授業準備の大変さなんて吹っ飛ぶくらい嬉しいですよね。

人様のお役に立って、喜んでもらえる仕事って非常にやりがいを感じるものです。

日本語学校の学生は外国人なので、言葉でダイレクトに気持ちを伝えてくれる人も多く、こちらも元気が出てきますね。

教師自身の自らの成長も望めて、これもやりがいに繋がると思います。

あと、日本語教師という仕事は様々な働き方ができる仕事です。

国内・国外どちらでも働けて、働き方も非常勤、専任等いろいろ、勤務場所も日本語学校、大学、企業、プライベート、オンラインなど様々な場所で働けますね。

自分に合った理想の働き方を見つけ、自身のキャリアアップにも繋がる日本語教師という仕事。

是非、皆さんも「就職に強いKEC日本語学院」の 日本語教師養成講座で夢・実現しませんか!!

KEC日本語学院 就職速報!!

皆さま、こんにちは。

今年の3月からの「条件を満たした外国人の入国緩和」により、続々と新規外国人が入国しています。そのおかげで、これまで停滞していた日本語教師の就活市場も活発に動き出し、日本語学校や技能実習生への指導を中心に、現在も日々求人情報が更新されています。

KEC日本語学院の受講生・修了生も、ものすごいペースで就職決定・内定者が出ております。

そこで、今年の5月1日~31日の期間の就職決定状況をご紹介します。

KEC日本語学院就職決定者(5月1日~31日/報告をいただいた方のみ)

◎関西圏

●専任講師(日本語学校)

【3名】※30代:1名/50代:2名

●非常勤講師(日本語学校/技能実習等)

【20名】※60代:2名/50代:7名/40代:1名/30代:6名/20代:4名

 

◎首都圏

●専任講師(日本語学校)

【1名】※20代:1名

●非常勤講師(日本語学校)

【6名】※60代:1名/40代:2名/30代:1名/20代2名

 

◎その他(国内)

●非常勤講師

【1名】※60代

 

◎オンライン

●非常勤講師

【2名】※40代:1名/30代:1名

 

◎海外

〇フランス【1名・30代】

〇カンボジア【1名・50代】

〇インド【1名・30代】

〇ベトナム【1名・20代】

〇韓国【1名・20代】

〇アメリカ【1名・20代】

〇シンガポール【1名・20代】

 

5月の1か月で、のべ【40名】の方から就職決定のご報告をいただきました!

しっかり指導技術を身につけていただいた結果だと思います。

本当におめでとうございます!

 

今後は、就職決定報告があり次第、「就職速報」としてお知らせしていきますので、皆さんお楽しみに~!!

【日本語教師養成講座 費用の安さをトータルで考える】

・3月の外国人新規入国は、2月に比べ9倍増加

 報道によりますと新型コロナウイルス水際対策緩和に伴い、3月に日本に入国した外国人は、約48,000人となり、2月に比べて約9倍に増加しました。在留資格別では、留学:14,810人、技能実習:10,163人、短期滞在:6,522人となっています。

 

・日本語学校・機関の求人急増

 とある日本語教師求人サイトを見てみると2022年1月の求人掲載数:38件、2月:69件、3月:121件と2月と3月を比較すると約1.8倍、1月と比較すると約3倍となります。これ以外の求人サイトや情報もありますので、急速な伸びと言えるのでないでしょうか。

 

・求人が増えても日本語教師の採用は、模擬授業で決まる

 求人数が増えると、もちろん採用も増えるのですが、授業ができるということが採用基準であることに変わりはありません。日本語教師資格を持っていることが、採用基準ではないということです。日本語学校によっては、「来週からクラス担当お願いします」というケースもありますので、即戦力として活躍できる実力を身に付けているかが重要です。KECでは、実践演習と教育実習で58回の模擬授業を体験し、未経験の方を即戦力として養成致します。

 

【日本語を教える仕事 無料 授業見学】

日本語教師とは、「日本語を母語としない外国人に日本語を教える仕事」です。
日本人だったら、誰でもできるんじゃない?と思うかもしれませんが、日本語教師は日本人なら誰でもできるというものではありません。

私たち日本語母語話者は、日本語を自然と身に付けたので、文法や会話の構成を深く考える機会がほとんどありませんでした。

外国人学習者は、日本語を第二言語として理解していくので、「日本語が母語」だけでは日本語指導に不十分なのです。

では、どのような教え方を身に付ければいいのでしょうか。
「教え方」というのは、机に向かって黙々と知識の勉強をするだけでは身に付きません。

日本語の教え方は、「直接法」という日本語で日本語を教える方法が主流です。

この方法は、特に国内の日本語学校で多国籍の学習者を対象に教えるときに使われます。
直接法を身に付ければ、学習者の母語に関係なく日本語指導ができるようになるのです。

KEC日本語教師養成講座の実技クラスでは、直接法を使った授業のし方を実践形式で学んでいきます。

「直接法」のイメージがなかなかできない方は無料の授業見学にぜひ一度お越しください。

普段使っている日本語について新しい発見があったり、学習者とのコミュニケーションのコツがつかめます。

幅広い世代の人たちが同じ教室で自分たちの授業力を磨いています!
仲間と一緒に頑張りましょう!

【日本語教師養成講座 おすすめの受講方法】

・仕事をしながら、日本語教師の資格を取得。

現在の仕事を続けながら、日本語教師の資格取得を目指す方は、結構おられます。学生時代に留学生に日本語を教えた事や、外国人との関わりを持った経験から、「やっぱり、海外との繋がりがある仕事をしたい!」「今の仕事は、しっくりこない」と考える方は少なくありません。

 

・確実に日本語教師の資格取得を目指す

仕事をしていると、「残業が多い」「ほとんど、定時でしっかり終わる」「土日も月1回位は出勤するかも」等々、会社や業種により、状況は様々です。そこで、日本語教師養成講座選びに重要なのは、「校舎内で振替受講ができる」「校舎間で振替受講ができる」「A校舎とB校舎との併行受講ができる」「振替受講期間に幅広に設定されている」ということが重要です。入校前に振替受講の方法や期間は要チェックです。

 

・養成講座を受講しながら、おすすめ就職情報を集める

日本語教師のデビューは、「国内でするか?」「海外でするか?」「非常勤講師か?」「常勤講師  か?」「関西か?」「関東か?」をネット等でチェックすることも大事で、ワクワクする作業ですね。「1年だけ、ベトナム行ってみようかな?」「台湾、行ってみたかった!」「タイは、旅行した時、最高に楽しかったなあ」とかも考えながら、日本語教師としてのデビュー先を考えてみてください。KEC日本語学院では、養成講座受講中から就職情報提供や就職相談を実施しています。

■外国人就労「無期限」に 熟練者対象、農業など全分野■

出入国在留管理庁が人手不足の深刻な業種14分野で定めている外国人の在留資格「特定技能」について、2022年度にも事実上、在留期限をなくす方向で調整していることが17日、入管関係者への取材で分かった。熟練した技能があれば在留資格を何度でも更新可能で、家族の帯同も認める。これまでの対象は建設など2分野だけだったが、農業・製造・サービスなど様々な業種に広げる。

別の長期就労制度を設けている「介護」を含め、特定技能の対象業種14分野すべてで「無期限」の労働環境が整う。専門職や技術者らに限ってきた永住への道を労働者に幅広く開く外国人受け入れの転換点となる。

外国人家族が日本語を学ぶ環境設備の必要が求められる。

 

■特定技能2号を2分野(①建設 ②造船舶用工業)から13分野に拡大

 

③飲食料品製造業

④農業

⑤産業機械製造業

⑥外食業

⑦電気・電子情報関連産業

⑧ビルクリーニング

⑨漁業

⑩自動車整備

⑪宿泊

⑫航空

⑬素形材産業

 

⑭介護(別制度で長期就労可)