先生

日本語教師になる方法

こんにちは。KEC日本語学院、七色の語り部こと学院長のいそべです。今日こそ、日本語教師になる方法についてお話ししたいと思います。(キッパリ!)

現在、日本語教師になる方法は大きく3とおり。

①大学で日本語教育主専攻、もしくは副専攻を修了する

②日本語教育能力検定試験に合格する

③日本語教師養成講座420時間コースを修了する

のいずれかです。

実際のところ、今まで出会ってきた方の中で、①の方は少ないですね。やはり、高校3年生の時点で、日本語教師になろうとする方が少ないからでしょうか。皆さんが高校3年生で進路を考える時、日本語教師という職業が頭をよぎりましたか?恐らく、日本語教師という職業を知らなかったのではないでしょうか。あるいは、国語教師との区別がつかなかったのではないでしょうか。幼少時期からそのような環境になければ、普通は出会わない職業ですので、仕方のないことかもしれません。

多くの方は、学生時代に留学をして、あるいは就職先の職場で外国人の従業員と出会って、初めてこの仕事を知った、興味を持ったという方々です。

ただ、既に社会に出られた方にとって、今から大学に入る、という選択肢は金銭的、時間的制約から、難しいですよね。

そこで、②が浮上します。ただ②の日本語教育能力検定試験合格は、全国の合格率が20%程度、試験時間が4時間あり、年1回しか実施されないことを考えると、これまた容易なことではありません。しかも、この試験はペーパーテストのみですので、その先の日本語教育機関の採用試験を考えると、かなり難しいと言えます。なぜなら採用試験では、模擬授業という実技試験があるからです。

これまで教員を30年やってきましたとか、塾講師をやっています、という方ならともかく、一般の方は、日本語教育の知識を入れたからといって、実際に教壇に立って指導することは至難の業です。例えるなら、料理本を熟読したからといって、料理ができるわけではないのと同じです。

そこで、③に到達します。③なら、「基礎理論」で知識の習得をし、その後に「実践演習」で初級から上級までの実技を行い、「教育実習」で外国人相手に指導を行うところまでがセットになっています。もちろん、「実践演習」「教育実習」も学校によりそのやり方や回数は異なります。一般的な養成講座では、1人あたりの実技回数は、5~6回、多いところでも10回程度、というところが大半です。

「みんなの日本語」という外国人が勉強する初級テキストだけでも全部で50課ありますので、その足りなさは一目瞭然ですね。そこで、KEC日本語学院では、全く経験のない方でも、例外なく教壇に立って授業ができるようになって頂くため、なんと50回以上の実技を履修するカリキュラムになっています。50回ですよ!週1回、1年間放送される大河ドラマ以上です。見応えあります、いや、やり応えあります。

ですので、これから日本語教師を目指そうとする方には、ぜひともKEC日本語学院の420時間コースをご受講されることをお勧め致します。単なる資格取得目的だけであれば、どこでもいいのかもしれません。しかし、日本語教師として、真剣に就職を目指されるのであれば、圧倒的な実技回数を誇るKECで場数を踏んで頂くしかありません。スポーツでも料理でも、実際にやらないと上手くならないのと同じです。知識だけでは、できるようにはなりません。

日本語教師は定年がなく、英語やその他の外国語能力も必要ありません。日本全国に活躍の場があり(奄美大島にも!)、海外でも就労ビザを取得し、働いて収入を得ながら、現地の生活を満喫できます。これほど多くの外国人と出会う職業は他にはありません。

そんな日本語教師を、ぜひ皆さまに目指して頂き、日本語の指導を通して、日本を広く伝えて頂きたいと思います。お一人お一人に合った、より詳細なご説明・ご相談は「無料個別ガイダンス」にて、完全予約制で実施しております。皆さまのお越しをお待ちしております!

最後までお読み頂き、有難うございました(^_-)-☆

 

 

 

KEC日本語学院では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、皆さまの安心・安全なご受講を実現するため、“ハイブリッド授業”を実施しています。詳細はこちらをご覧ください。

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