日本語学習者はこんなことも気になるんです!

「皆さん、こんにちは。」

↑これ、すごく普通の日本語での挨拶ですよね。

母語話者だと、違和感はないはずです。

 

しかし、日本語を学習中の学生からこんな返事が返ってきました。

 

「先生、こんにちはございます!」

 

「ん?こんにちはございます・・・?」

 

なんだその日本語は(@_@)とびっくりしますよね。

 

きっと学生の頭の中にある

 

「おはよう」……カジュアルな場で使う

「おはようございます」……フォーマルな場で使う

⇒「~ございます」は丁寧な言い方だ!

 

という知識から、「こんにちはございます」が生まれたのでしょう。

 

そんな学生に、「『こんにちはございます』じゃありません。『こんにちは』ですよ」と言ったら、

「『おはよう』は『おはようございます』と言います。どうして『こんにちはございます』はだめですか?」と聞かれます。

 

「なんでって…。うーん。なんでだろう…。」となりますよね。

 

日本語教育の現場では、こんな風に学生の「なんで?」にこちらも「なんでだろう??」となることがたくさんあります。

 

ことばって難しいなと思う反面、すごくおもしろいですよね。

日本語教師は、学生と日本語を通して気付きや発見がたくさんある仕事です。

 

日本語教師になったら、学生の「なんで?なんで?」攻撃を楽しんでほしいと思います(^^)

 

 

「日本語教師に興味はあるけれど、経験や知識がなくてもなれるものでしょうか…」とご質問がありますが、

知識が豊富じゃなければ日本語教師になれないなんてことはないです。

(「こんにちは」には「~ございます」が使えないのはなぜかと説明できる人ってどのくらいいらっしゃるんでしょうか)

 

わからないことがあるのは当たり前なので、それをきちんと受け止めて、調べて、学生に誠意をもって向き合うことができれば、その場で答えられなくても大きな問題ではないです。

 

日本語教師の仕事っておもしろそう!と思われた方は、ぜひ無料ガイダンスにお越しください。

不安に思われていること、もっとどんな仕事なのか知りたいなど、なんでも聞いてください。

 

ご予約お待ちしております☆彡

 

 

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「420時間コース修了式!」

先日は、土曜日クラスの修了式でした!

 

修了証書を手にされ、これから日本語教師として世界に羽ばたかれます。

 

コロナ禍で、公私共に本当に大変な時期でしたが、リタイアせずに最後まで成し遂げられたその努力に、最大の敬意を払わずにはいられません。皆さま、本当にお疲れ様でした。そして、有難うございました!

 

日本語教師にならない人生とは比べものにならないくらいの、ワクワクする新たな道が増えましたので、その道を歩いてこそ見える風景を、存分に楽しんで頂きたいと思います。

 

またいつでも遊びにいらしてくださいね。私たちは、いつでも皆さまのお戻りをお待ちしております。

 

学院長 磯部

 

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日本語教師の授業

こんにちは。KEC日本語学院新宿校の関です。

国家資格「公認日本語教師」の創設に向け、日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議が開催されています。私も毎回傍聴させていただいています。そこで現在議論されているのが、「日本語教育機関の類型化」についてです。「留学」「就労」「生活」という3つの大枠に分けるということなのですが、なかなか大変そうです。

ということで、私も意見は色々ありますが、難しい話はおいといて…

 

この類型化にも関係してくると思いますが、日本語教師という人は具体的に何をする人たちなのでしょうか?

「日本語を教える」のが日本語教師、ということですが、それだけだったら、教科書や参考書で、独学で勉強できそうな気がしませんか?

もちろん、日本語の授業の中では言葉の意味や文法のルール、そして動詞や形容詞の活用の形などをきちんと教えます。でも、日本語の授業における教師の腕の見せ所はここではありません。

 

じゃあ、その覚えた言葉や表現を使う場面ってどんな場面?この気持ちを伝えたい時は、どう言う?こんな気持ちの時、どう言えばいい?と、日本語を勉強している人たちがその言葉を使う(使いたくなる)であろう場面を紹介し、授業をしていきます。我々はこれを「場面設定」と言います。日本語教師は、勉強している人が遭遇しそうな状況を想像して授業を組み立てていくのです。

ここで大事なことは、「勉強する人のことを考える」ことです。勉強する人が実際に遭遇しそうな場面をきちんと提示できるかできないか、が授業のわかり易さに直結します。よく教師が自分の経験をもとに授業をすることもありますが、その場面がかけ離れていると、わかりにくい授業ということになってしまいます。

 

留学生のクラス授業でオフィス内の会話を紹介する。

日本人と結婚されて日本で生活している人に大学の場面を紹介する。

小さい子供に買い物の場面を紹介する。

 

別にダメ、ということではないのですが、あまり遭遇しそうにない場面だと、イメージしにくいです。

 

留学生だったら、アルバイトの場面

生活者だったら、市役所の手続きの場面

子供だったら、友達と遊んでいる場面

 

など、教える相手によって授業の構成を考えてほしいと思います。そうすることで実際にその言葉、表現が使えるようになり、日本語を使って「できること」が増えて来ます。この「できること」を増やしてあげるのが、日本語教師だと思います。

そのためには、まず教える相手のことに興味を持ってほしいです。普段どんな生活をしているのかな?どんなことに興味を持っているのかな?好きな食べものは何かな?など、少しずつ、授業の中で情報を集めていきます。「ワンピース」は人気がある漫画(アニメ)です。でも、日本人でもそうですが、全員が興味を持っているわけではありません。授業で紹介したけれど「見たことない」と言われてしまったら…。ですので、場面設定は、2つか3つ、用意しておいた方が無難です。私は授業の際は、5つぐらい紹介しちゃいます。どれか1つの場面でも「うん!!!」ってのがあれば、それでわかってもらえるからです。

最後はちょっとテクニックっぽい話になってしまいましたが、とにかく、教える相手のことを見て、その人にとって必要なことを教えてあげるというのが大事だと思います。

 

KECで頑張れた要因アンケート ランキング

なぜKEC日本語学院の先輩方は、頑張り続けることができたのか?のアンケート結果

こんにちは。KEC日本語学院、七色の語り部こと学院長のいそべです。

今日は、KEC日本語学院に通って頂いた受講生・修了生の皆さまにご協力頂きました「アンケート結果」をシェア致します。(ご協力頂きました皆さま、有難うございました!)

 

今回は、

KEC日本語学院で頑張り続けることができた要因は何ですか?」

についてです。

 

多かったものから順に、ランキング形式で発表致します。お一人につき、お一つの回答となっており、重複はありません。つまり、KEC日本語学院で頑張り続けることができた最大要因ということになります。

 

それでは、発表致します!

「頑張り続けることができた要因」ランキング
他の受講生と切磋琢磨できる環境 35.1%
講師陣・スタッフ 30.2%
充実した学習内容 14.9%
目標設定 7.9%
アットホームな雰囲気 5.0%
便利な通学環境 3.0%
その他 4.0%

おおーっ、受講生同士の切磋琢磨できる環境と、講師陣・スタッフとで7割近くを占めますね。やはりこれは、KEC日本語学院の「少人数制」「他を凌駕する実技回数の豊富さ」「3年間無料再履修」があるからこその、講師陣・スタッフの「手厚い親身な指導」「お一人お一人に向き合った就職相談」の成果の表れだと思います。

私たちは、日本語教育が世界平和の一端を担っていると考えています。お互いが円滑な意思疎通をし、お互いの国や文化を熟知し、盛んに往来することで、武力ではなく議論で解決できる問題も数多く存在すると思います。そんな国と国、人と人、心と心の架け橋となる日本語教育に、ぜひあなたのお力をお役立て頂きたいと思います。

日本を伝えて世界を学ぶーそんな日本語教師を、あなたも目指してみませんか?

最後までお読み頂き、有難うございました(^_-)-☆

 

 

 

 

KEC日本語学院の受講プランや料金、お支払い方法はもちろん、資格取得の方法から、修了後の進路について等、「個別ガイダンス」にて詳細をご説明し、ご相談に乗らせて頂きます。ご興味をお持ちになられましたら、ぜひ一度「個別ガイダンス」にお越しください。