「皆さん、こんにちは。」
↑これ、すごく普通の日本語での挨拶ですよね。
母語話者だと、違和感はないはずです。
しかし、日本語を学習中の学生からこんな返事が返ってきました。
「先生、こんにちはございます!」
「ん?こんにちはございます・・・?」
なんだその日本語は(@_@)とびっくりしますよね。
きっと学生の頭の中にある
「おはよう」……カジュアルな場で使う
「おはようございます」……フォーマルな場で使う
⇒「~ございます」は丁寧な言い方だ!
という知識から、「こんにちはございます」が生まれたのでしょう。
そんな学生に、「『こんにちはございます』じゃありません。『こんにちは』ですよ」と言ったら、
「『おはよう』は『おはようございます』と言います。どうして『こんにちはございます』はだめですか?」と聞かれます。
「なんでって…。うーん。なんでだろう…。」となりますよね。
日本語教育の現場では、こんな風に学生の「なんで?」にこちらも「なんでだろう??」となることがたくさんあります。
ことばって難しいなと思う反面、すごくおもしろいですよね。
日本語教師は、学生と日本語を通して気付きや発見がたくさんある仕事です。
日本語教師になったら、学生の「なんで?なんで?」攻撃を楽しんでほしいと思います(^^)
「日本語教師に興味はあるけれど、経験や知識がなくてもなれるものでしょうか…」とご質問がありますが、
知識が豊富じゃなければ日本語教師になれないなんてことはないです。
(「こんにちは」には「~ございます」が使えないのはなぜかと説明できる人ってどのくらいいらっしゃるんでしょうか)
わからないことがあるのは当たり前なので、それをきちんと受け止めて、調べて、学生に誠意をもって向き合うことができれば、その場で答えられなくても大きな問題ではないです。
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