日本語教育能力検定試験の対策講座

今年の日本語教育能力検定試験まで残り1ヵ月半となりました。
検定合格に向けて、たくさんの受講生の皆さんが試験勉強を頑張っています!

今日は、試験で唯一正解がない「記述式問題」の対策授業についてお話します。

大人になってから原稿用紙に文章を書く機会はなかなかなく、
急に「20分で400字の論述文を書いてください」と言われると皆さんはどうですか。
「400字も書けない!」「構成がわからない!」と思ってしまいませんか。

記述問題で点数を取るには、問われていることをしっかりと理解し、
主張、根拠、具体例を正しい日本語で記す必要があります。

そこで、今週の対策授業では、2点のポイントについて授業をしました。
どちらのポイントも「書き始める前に考える」ということが大切です!

問題文をよく読み、問われていることを理解する。
答えるべきことは何かを正しくつかむ練習、問題文に隠されているヒントを探す練習

具体例を考える。
具体例がないと説得力がある文章とは言えません。
知っている知識と結び付けて、実践ではどうするかをわかりやすい文章で書く練習

記述問題に苦手意識がある方でも、問題文を理解する力、型と手順を身に付ければ
説得力のある良い文か書けるようになります(^^)/

検定対策講座にご興味のある方は、ぜひご連絡ください。
合格を目指して一緒に頑張りましょう★★

 

日本語学校に通う外国人の目的って??

こんにちは!新宿校の志久です!

以前ブログの記事を投稿してから約一か月経ちました。

感染者は減るどころか大幅に増えていますが・・・。

一刻も早く、安心して過ごせる日々になりますように。

 

さて、本日のブログですが!

【日本語学習者の目的】についてお話させていただこうと思います!

 

日本語教師として働いてみたい、興味はあるけれど学習者のことってよく知らないなぁという方も多いと思います。

 

《実際に日本語学校などで勉強している外国人って、いったい何を目的としているの?》

基本的なことですが、教師にとってこの「学習者の目的」はかなり重要なことですので、少しでも知っていただければ幸いです!

 

それでは、さっそく、お話しさせていただきます☆彡

 

【主な目的】

勿論、一概に「コレ!」とはいえませんが、主な目的は・・・

①日本の大学や専門学校へ行きたい!

②日本で就職したい!

③母国にある日本の企業に就職したい!

この3つの夢を持った留学生が多いです。

 

そして、この「①日本の大学、専門学校へ行きたい!」という夢の切符となるのが、

日本留学試験(EJU)と、日本語能力試験(JLPT)です。

 

【日本留学試験(EJU)とは】

外国人留学生が、日本の大学(学部)等に入学したい場合に受ける試験です。

出題科目は「日本語」「理科」「総合科目」「数学」です。

日本の「共通テスト」のようなものですね。

4年制大学の利用率は約6割で、志望の大学が、上記の出題科目の中から指定した科目を受験します。

そして、その結果によって大学の合否が決まります!とても重要な試験ですね!

 

【日本語能力試験(JLPT)】

外国人の日本語レベルをはかる試験で、世界最大規模の日本語の試験です!

こちらは、英検などのようにN1からN5までの級で分かれており評価がわかりやすい為、外国人が就職活動する際にも指標となります。

つまり、先ほどの①の方だけでなく、「②日本で就職したい!」という目的を持った外国人にも受験が推奨されています。

N1レベルが1番難しく、新聞が読めたり、ニュースを聞いて理解できるようなレベルです。N3レベルですと、ある程度の日常会話が理解できるようなイメージです。

JLPTの問題集は書店にも多く売られていますので、お立ち寄りの際に手に取って「へ~、N3ってこんなかんじなんだ~」とパラパラ見てみるのも面白いと思います!

余談ですが、日本のコンビニで外国人がアルバイトをするには、日本語能力試験のN2合格程度の日本語力が必要なんだそうです!

コンビニでアルバイトしている外国人の方々はエリートなんです!

確かに、「接客」となると高い日本語レベルが求められますね!いや~すごいです!

 

はい、というわけで、日本語教師たちは、留学生にこれらの試験で良い成績を出してもらおうと奮闘するわけですね!

 

留学生について、少しでも具体的なイメージに繋がれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

先生

日本語教師になる方法

こんにちは。KEC日本語学院、七色の語り部こと学院長のいそべです。今日こそ、日本語教師になる方法についてお話ししたいと思います。(キッパリ!)

現在、日本語教師になる方法は大きく3とおり。

①大学で日本語教育主専攻、もしくは副専攻を修了する

②日本語教育能力検定試験に合格する

③日本語教師養成講座420時間コースを修了する

のいずれかです。

実際のところ、今まで出会ってきた方の中で、①の方は少ないですね。やはり、高校3年生の時点で、日本語教師になろうとする方が少ないからでしょうか。皆さんが高校3年生で進路を考える時、日本語教師という職業が頭をよぎりましたか?恐らく、日本語教師という職業を知らなかったのではないでしょうか。あるいは、国語教師との区別がつかなかったのではないでしょうか。幼少時期からそのような環境になければ、普通は出会わない職業ですので、仕方のないことかもしれません。

多くの方は、学生時代に留学をして、あるいは就職先の職場で外国人の従業員と出会って、初めてこの仕事を知った、興味を持ったという方々です。

ただ、既に社会に出られた方にとって、今から大学に入る、という選択肢は金銭的、時間的制約から、難しいですよね。

そこで、②が浮上します。ただ②の日本語教育能力検定試験合格は、全国の合格率が20%程度、試験時間が4時間あり、年1回しか実施されないことを考えると、これまた容易なことではありません。しかも、この試験はペーパーテストのみですので、その先の日本語教育機関の採用試験を考えると、かなり難しいと言えます。なぜなら採用試験では、模擬授業という実技試験があるからです。

これまで教員を30年やってきましたとか、塾講師をやっています、という方ならともかく、一般の方は、日本語教育の知識を入れたからといって、実際に教壇に立って指導することは至難の業です。例えるなら、料理本を熟読したからといって、料理ができるわけではないのと同じです。

そこで、③に到達します。③なら、「基礎理論」で知識の習得をし、その後に「実践演習」で初級から上級までの実技を行い、「教育実習」で外国人相手に指導を行うところまでがセットになっています。もちろん、「実践演習」「教育実習」も学校によりそのやり方や回数は異なります。一般的な養成講座では、1人あたりの実技回数は、5~6回、多いところでも10回程度、というところが大半です。

「みんなの日本語」という外国人が勉強する初級テキストだけでも全部で50課ありますので、その足りなさは一目瞭然ですね。そこで、KEC日本語学院では、全く経験のない方でも、例外なく教壇に立って授業ができるようになって頂くため、なんと50回以上の実技を履修するカリキュラムになっています。50回ですよ!週1回、1年間放送される大河ドラマ以上です。見応えあります、いや、やり応えあります。

ですので、これから日本語教師を目指そうとする方には、ぜひともKEC日本語学院の420時間コースをご受講されることをお勧め致します。単なる資格取得目的だけであれば、どこでもいいのかもしれません。しかし、日本語教師として、真剣に就職を目指されるのであれば、圧倒的な実技回数を誇るKECで場数を踏んで頂くしかありません。スポーツでも料理でも、実際にやらないと上手くならないのと同じです。知識だけでは、できるようにはなりません。

日本語教師は定年がなく、英語やその他の外国語能力も必要ありません。日本全国に活躍の場があり(奄美大島にも!)、海外でも就労ビザを取得し、働いて収入を得ながら、現地の生活を満喫できます。これほど多くの外国人と出会う職業は他にはありません。

そんな日本語教師を、ぜひ皆さまに目指して頂き、日本語の指導を通して、日本を広く伝えて頂きたいと思います。お一人お一人に合った、より詳細なご説明・ご相談は「無料個別ガイダンス」にて、完全予約制で実施しております。皆さまのお越しをお待ちしております!

最後までお読み頂き、有難うございました(^_-)-☆

 

 

 

KEC日本語学院では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、皆さまの安心・安全なご受講を実現するため、“ハイブリッド授業”を実施しています。詳細はこちらをご覧ください。

https://www.jpns.kec.ne.jp/notification/20200506.html

 

 

 

日本語教師の働く場所って?

みなさん、こんにちは!新宿校の志久です!

暑くてジメジメ~っとした日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

マスクも相まって、熱中症になる方も多いですので、こまめな水分補給を意識しましょう。

 

さて、今回のブログですが、『日本語教師の働く場所』についてお話させていただきます!

実は、日本語教師の働く場所は日本語学校以外にもあるんです!

 

 

それでは、さっそく主な就職先をご紹介させていただきます~☆彡

 

【その1 国内の日本語学校】

現在のメインとなる就職先はやはり日本語学校です。

いわゆる、法務省告示校ですね。

フルタイムで働く「専任」、主に授業だけを担当する「非常勤」と、働き方を選べるのも魅力です。

学習者は、日本の大学や専門学校に進学したい!という留学生が中心です。

 

【その2 海外の日本語学校】

東南アジア、中国、それから韓国など世界中に沢山の日本語学校があります。

海外で勤める場合は、ビザの関係がありますのでフルタイムで働くのが一般的です。

 

【その3 プライベートレッスン】

ひとりひとりじっくりと教えたいという方におすすめです!!

「夕方から」や、「週末のみ」などの時間帯が多いです。

学習者は、会社員、生活者、幼児など様々です。

 

【その4 オンライン】

ネット環境を利用して、国内外問わず日本語を教えることができます。

おうちに居ながらにして学習者と関わることができますので、ステイホームが推奨される今の時代にもってこいですね!

 

【その5 外国人技術研修センター】

技能実習生に対して日本語を教えます。

国内の労働者不足の為に新しいビザ(特定技能)も作られましたので、今後需要が増えること間違いなし!の活躍の場です。

 

【その6 海外派遣プログラム】

公的な機関(JICAや国際交流基金など)のプログラムで、決められた期間に海外へ行きます。

ボランティアという名目ですが、報酬は出ますので十分に生活できます!

 

その他、今後は国内の小中学校で教えることも増えるではないだろうかと言われています。

日本語学校以外にも、日本語教師が働く場所は沢山あることがお分かりいただけたら幸いです。

 

外国人と関わる職場に勤めたい!という方は、是非、KEC日本語学院の個別ガイダンスにいらっしゃってくださいね☆彡

 

個別ガイダンスのご予約はこちらから!https://www.jpns.kec.ne.jp/document11.html

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

セミナー担当講師、藤本先生の素顔

日本語教師のあれこれがよく分かりすぎる!セミナー開催

こんにちは。KEC日本語学院、七色の語り部こと学院長のいそべです。皆さま、お元気でしょうか?私?私はもちろん、元気でしかありません!

さて今週末は、いよいよ「日本語教師体験セミナー」を開催します。今回でなんと、108回目です!複数回ご登壇の先生もおられますが、のべにしますと、108パターン目の日本語教師体験をお聞き頂くことになります。凄いですね。

セミナー日時や内容等の詳細は、以下をクリックしてチラシをご覧ください。

今回の藤本先生は、会社員 → 勝手に早期退職 → 専業主夫 → イギリスに留学して修士号取得 → 帰国して大阪の日本語学校と奈良の短期大学で日本語指導、という少し珍しいご経歴をお持ちです。50歳を超えられてから、日本語教師を目指された藤本先生のぶっちゃけ話を、ぜひお聞きください。

日本語教師体験セミナー

梅田本校の日時のみ、Zoomでの双方向ライブセミナーになっていますので、コロナも気にせずにご参加頂けます。参加者特典もございますので、ぜひぜひご参加くださいませ。

日本語教師体験セミナーを今回ご担当頂く藤本先生

藤本先生の授業での1コマ

完全予約制ですので、メール、もしくはご希望校舎へお電話にて、ご予約くださいね(^^)

本日も最後までお読み頂きまして、有難うございました\(^o^)/

 

 

KEC日本語学院では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、皆さまの安心・安全なご受講を実現するため、“ハイブリッド授業”を開始致しました。詳細はこちらをご覧ください。

https://www.jpns.kec.ne.jp/notification/20200506.html

 

プロ教師への道

「○肉△食」 ○と△に入る漢字は?

こんにちは。KEC日本語学院の間﨑(まざき)です。

私は主に京都校で学校の管理・運営や受講生の皆様のサポートに携わっております。

さて、ここで問題です。「○肉△食」○と△に入る漢字は何でしょうか?

「焼肉定食」と書くと小学校のテストではおそらく×となりますよね(笑)。同じ四文字なのに「弱肉強食」は四字熟語、「焼肉定食」は違うのはなぜでしょう?

日本語っておもしろいですよね。

答えは次回の私の投稿で!! 皆さん見逃すことなく、しっかり毎週見ておいてくださいね。どこかの週に私が登場しますので。

 

ところでKEC日本語学院は日本語教師を目指す方々が通っており、他の養成講座より実技の回数が圧倒的に多いことに定評があります。

では、なぜ実技の回数が圧倒的に多いのか? なぜそれが必要なのか?

皆さんは資格を取得すれば満足でしょうか? 多くの方々の答えはNoではないでしょうか。

資格取得は目的ではなく手段ですよね。目的は日本語学校で外国人の方々へ日本語を教えたい・・・とかではないでしょうか。

そうすると日本語学校の採用試験に合格しなければなりません。その採用試験というのは「模擬授業+面接」です。

よって目的を達成するには授業がうまくなければなりません。当たり前といえば当たり前のことです。

立派に授業ができるようになるためには練習が重要。たとえば自転車に乗れるようになるには練習が大切なのと同じ。知識(これがハンドル、止まるにはここのブレーキを・・)は大事ですが、知識だけでは自転車に乗れるようにはなりませんね。練習が大事です。それも普通の人は10回程度の練習では乗れるようにはなりません。

日本語教師もこれと同じ。知識、つまり理論は実技を行う上での土台として当然大事ではありますが、これだけでは立派な授業は出来ません。実践が伴ってこそ活きてくるのです。
KEC日本語学院では一人50回以上の実技を実現!!  目的達成直結!!

詳しくは当校のガイダンスにてご説明致しますので、是非ご参加くださいませ。

最後までお読み戴き、有難うございました。

授業で大切な○○を身につけましょう。

こんにちは。KEC日本語学院の小出です。
私は、日本語教師養成講座の「実践演習」の授業を担当しています。

日本語教師は、日本語がわからない人に日本語だけを使って、日本語を教えます。
皆さんは、日本語の授業にどんなスキルが必要だと思いますか。

 

今日は、授業ですごく大切な
①声のメリハリ②アイコンタクトについてお話します。
言葉が通じない学生に授業する時に、この2つは本当に!想像以上に!大切です!!

まず、声のメリハリについてです。
授業では、普段より大きい声を意識して出すと思いますが、
ただ大きい声で話すだけでは、学生に何も伝わりません。
質問に答えてほしい時、説明を聞いてほしい時、リピートをしてほしい時など、
それぞれの場面に合わせて、話すスピード、声のボリューム、声の強弱を
使い分ける必要があるのです。(簡単そうで難しいです!)

また、アイコンタクトがないと学生はすぐに気を抜きます(^-^;
「気にしてもらえている」「見られているからちゃんとしないと」と感じさせて
授業に集中させるのも教師に必要なスキルの1つです。

私たち教師は、どれだけ頑張って授業の準備をしても、
学生に聞いてもらえなければ意味がありません。
なので、ぜひ声のメリハリ、アイコンタクトは訓練して身につけたいですね。

KEC日本語学院の「実践演習」の授業では、このように細かいけど
現場に出て絶対に必要な事を体験しながら、習得していただきます

「声のメリハリとアイコンタクトが大切。なるほど。」と頭でわかっていても、
実際に自分が授業をしたら、声にメリハリがつけられていなかったり、
アイコンタクトがとれていなかったり…ということがよくあります。
実際に自分で授業をして気づくことがたくさんあります。

KEC日本語学院でどんな授業をしているのかご興味のある方は、
個別ガイダンス、授業見学にお越しください。

日本語教師になって、日本語って難しい!おもしろい!と日々感じます。

お伝えしたい授業のお話はいろいろありますが、詳しくはまたの機会に。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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個別ガイダンスのご予約⇒ https://www.jpns.kec.ne.jp/document11.html

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