こんにちは!新宿校の志久です!
以前ブログの記事を投稿してから約一か月経ちました。
感染者は減るどころか大幅に増えていますが・・・。
一刻も早く、安心して過ごせる日々になりますように。
さて、本日のブログですが!
【日本語学習者の目的】についてお話させていただこうと思います!
日本語教師として働いてみたい、興味はあるけれど学習者のことってよく知らないなぁという方も多いと思います。
《実際に日本語学校などで勉強している外国人って、いったい何を目的としているの?》
基本的なことですが、教師にとってこの「学習者の目的」はかなり重要なことですので、少しでも知っていただければ幸いです!
それでは、さっそく、お話しさせていただきます☆彡
【主な目的】
勿論、一概に「コレ!」とはいえませんが、主な目的は・・・
①日本の大学や専門学校へ行きたい!
②日本で就職したい!
③母国にある日本の企業に就職したい!
この3つの夢を持った留学生が多いです。
そして、この「①日本の大学、専門学校へ行きたい!」という夢の切符となるのが、
日本留学試験(EJU)と、日本語能力試験(JLPT)です。
【日本留学試験(EJU)とは】
外国人留学生が、日本の大学(学部)等に入学したい場合に受ける試験です。
出題科目は「日本語」「理科」「総合科目」「数学」です。
日本の「共通テスト」のようなものですね。
4年制大学の利用率は約6割で、志望の大学が、上記の出題科目の中から指定した科目を受験します。
そして、その結果によって大学の合否が決まります!とても重要な試験ですね!
【日本語能力試験(JLPT)】
外国人の日本語レベルをはかる試験で、世界最大規模の日本語の試験です!
こちらは、英検などのようにN1からN5までの級で分かれており評価がわかりやすい為、外国人が就職活動する際にも指標となります。
つまり、先ほどの①の方だけでなく、「②日本で就職したい!」という目的を持った外国人にも受験が推奨されています。
N1レベルが1番難しく、新聞が読めたり、ニュースを聞いて理解できるようなレベルです。N3レベルですと、ある程度の日常会話が理解できるようなイメージです。
JLPTの問題集は書店にも多く売られていますので、お立ち寄りの際に手に取って「へ~、N3ってこんなかんじなんだ~」とパラパラ見てみるのも面白いと思います!
余談ですが、日本のコンビニで外国人がアルバイトをするには、日本語能力試験のN2合格程度の日本語力が必要なんだそうです!
コンビニでアルバイトしている外国人の方々はエリートなんです!
確かに、「接客」となると高い日本語レベルが求められますね!いや~すごいです!
はい、というわけで、日本語教師たちは、留学生にこれらの試験で良い成績を出してもらおうと奮闘するわけですね!
留学生について、少しでも具体的なイメージに繋がれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!