日本語は悪魔の言語か?

ネットで色々と調べていると「日本語は悪魔の言語か?」という恐ろしい言葉が目に入ってきました。よくよく見ると「日本語は悪魔の言語か?(小池清治著)」という本のタイトル。学校の授業で一度を聞いたことのある、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルさんの言葉がタイトルになっています。文化・習慣が異なる日本に来て、日本語には相当、苦労したと思います。

You Tubeにも興味深い動画が…

日本語関連で養老孟司さんのYou Tube動画も有りました。こちらも、とても興味深い内容でした。「重」という漢字をホワイトボードに書いて、「これ何と読みますか?」「おもい」ですね。他には「重ねる」⇒「かさねる」、人名で「重明」さん⇒「しげあき」さん、「重大」⇒「じゅうだい」、「重複」⇒「ちょうふく」、日本人は、一つの漢字をこんな風に読めてしまうんですよ。

だから、日本語は素晴らしい!

同じ文字でありながら、幾つもの読み方があるんですからフランシスコ・ザビエルが「悪魔の言語」と言ったのは分からなくはないですね。しかし、だから日本語は、面白い、奥深いとも言えそうです。我々は、こんな素敵な悪魔の言語?を自在に話せるですから、日本語教師として、これを指導することができれば、とても素敵だと思います。