ネットで「日本語は悪魔の言語か?」というサイトを見ているとNews Weekのサイトも見ることができました。それによると「言語学的に見ると日本語はありふれた言語の1つだといえる。母音や子音の数が平均的であるだけでなく名詞の単複を区別せず、述語が最後に来る語順(SOV)という特性を持つ言語は、世界言語の中で多数派に属する」ということです。しかし、一方で「ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットの4種を使い分けるのは、特殊という指摘もあろう」とも言っています。
確かにその通りで、私が今、書いたこの文章(上の7行)だけでも、しっかりと4種類の文字を使い分けています。恐ろしいことに自然に・・・。
外国人学習者が難しいと感じるのは、当然ですね。
「同音意義語が以上に多い」
更に、このサイトでは、日本語には「音声だけでは十分に機能しない。文字を見ないと正確には分からないことが少なくない」と言っています。
例えば、
・「さんか」
参加、賛歌、酸化、傘下、惨禍、産科、讃歌、三化、山河、三価、酸価…
・「きかん」
期間、機関、器官、気管、帰還、基幹、季刊…
どれも同じ読み方ですが、意味は違いますね。
これが分かれば、日本語は面白い。
こんな特殊な?日本語ができれば、デイブ・スペクターさんのように駄洒落も言える様になれる訳です。特殊だからこそ面白い。そんな日本語を母語しているのですから、一歩踏み出して日本語教師として、外国人に指導するのも素敵です。