皆さま、こんにちは。
6月10日~6月14日分の就職速報です!
◎関西圏
●非常勤講師(日本語学校)
【3名】※60代:1名/40代:2名
◎首都圏
●非常勤講師(日本語学校・大学)
【2名】※50代:1名/40代:1名
皆さん、おめでとうございます!!
皆さま、こんにちは。
今年の3月からの「条件を満たした外国人の入国緩和」により、続々と新規外国人が入国しています。そのおかげで、これまで停滞していた日本語教師の就活市場も活発に動き出し、日本語学校や技能実習生への指導を中心に、現在も日々求人情報が更新されています。
KEC日本語学院の受講生・修了生も、ものすごいペースで就職決定・内定者が出ております。
そこで、今年の5月1日~31日の期間の就職決定状況をご紹介します。
KEC日本語学院就職決定者(5月1日~31日/報告をいただいた方のみ)
◎関西圏
●専任講師(日本語学校)
【3名】※30代:1名/50代:2名
●非常勤講師(日本語学校/技能実習等)
【20名】※60代:2名/50代:7名/40代:1名/30代:6名/20代:4名
◎首都圏
●専任講師(日本語学校)
【1名】※20代:1名
●非常勤講師(日本語学校)
【6名】※60代:1名/40代:2名/30代:1名/20代2名
◎その他(国内)
●非常勤講師
【1名】※60代
◎オンライン
●非常勤講師
【2名】※40代:1名/30代:1名
◎海外
〇フランス【1名・30代】
〇カンボジア【1名・50代】
〇インド【1名・30代】
〇ベトナム【1名・20代】
〇韓国【1名・20代】
〇アメリカ【1名・20代】
〇シンガポール【1名・20代】
5月の1か月で、のべ【40名】の方から就職決定のご報告をいただきました!
しっかり指導技術を身につけていただいた結果だと思います。
本当におめでとうございます!
今後は、就職決定報告があり次第、「就職速報」としてお知らせしていきますので、皆さんお楽しみに~!!
皆さま、こんにちは。
KEC日本語学院新宿校の関です。これからの季節、日本はジメッとした毎日が続きます。いつも思うのですが、こういう気候に慣れていない外国人の方々にとっては、より一層厳しく感じるのではないでしょうか?慣れない環境で暮らすって、大変ですよね。中国留学(北京)時代、とにかく空気が乾燥していて、ただでさえ敏感肌の持ち主の私はとても大変だった記憶があります。
さてさて、今回は普段日本で暮らしている我々にはわかりにくい【国語と日本語の違い】について、ご紹介したいと思います。日本語を教えると聞いて、「日本語しゃべれるから、大丈夫でしょ?」と思ったりするのですが、いわゆる「国語教育」と呼ばれるものと、私たちが専門にしている「日本語教育」とは、大きな違いがあります。
まずは、「学習者の背景」。一般的に国語を勉強するのは小学校からですが、クラスのほとんどがほぼ同じ年齢で、同じ出身地。そして保育園や幼稚園から小学校へ進んでいます。このように、ほとんど同じ背景を持つ人たち相手に授業をしていくことになります。一方、日本語教育では、国籍や年齢も違うし、学歴、経歴もそれぞれ違います。日本語学校の多国籍クラスですと、同時に様々な背景を持つ学習者相手に授業をします。この点は、大きな違いと言えると思います。
そして、「学習を始める時」の違いです。国語の勉強を始める時、基本的には、学習の初めの段階から「聞ける/話せる」人たちが相手となります。先生が授業の最初に「おはようございます」と言えば、ほぼ全ての人が「おはようございます」と返してくれるでしょう。しかし日本語の勉強を始める人たちは、全く話せませんし、聞けません。先生が「おはようございます」と話しかけても、クラスのほんの数名しか「おはようございます」を知らない状態かもしれません。そんな全く「ゼロ」の状態の人たちに、言葉を教えていくのです。ですから、【日本語教師】には、専門性が求められるのです。日本語教師養成講座では、こういう「通じない人」に、どうやって日本語を教えていくか、という勉強をします。
他にも、「義務教育か、義務教育じゃないか」とか、「母語であるかどうか」とか、いろいろな違いがあります。国語と日本語、日本語教師の勉強をする際、まず押さえておいてほしいポイントの一つです。
こんにちは。KEC日本語学院新宿校の関です。
もうすぐ日本語教育能力検定試験ですね。
受験される方、勉強は順調でしょうか?
受験票も届きましたか?
朝・晩涼しくなってきましたので、体調管理にも十分お気をつけくださいね。
さて、今回は「日本語教師体験セミナー」でもお話させていただきましたが、これからの日本語教師のお仕事についてお話をさせていただきます。
令和元年6月に「日本語教育の推進に関する法律」が公布・施行されました。
そして令和2年6月に「日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」として、その方針が策定されました。
その方針の第2章「日本語教育の機会の拡充」で、
(1)国内における日本語教育の機会の拡充
幼児・児童・生徒等、留学生、被用者等、難民に対する日本語教育、地域日本語教育
(2)海外における日本語教育の充実
外国人等に対する日本語教育、海外在留邦人・移住者の子等に対する日本語教育
と書かれています。
特に、「幼児・児童・生徒等、被用者等、地域日本語教育」のところが注目すべきところではないでしょうか?
日本語学校(留学生)では、きちんとした資格を持った先生方が指導されていますが、これまで多くのボランティアの方々に頼っていたのが、まさにこの部分だと思います。
(もちろん全てではありませんが)
「日本語教師はボランティアばかりでプロは少ない」という意見は、これが根拠となっています。
新しい国家資格「公認日本語教師」も創設されますし、このボランティアに頼っていたところに、今後は資格を持ったプロの日本語教師が指導していく流れになるかと予想されます。
これまでKECにも、「外国籍の子どもに日本語を教えたい」という希望を持った方々が数多くいらっしゃいました。
ご希望通りそういう仕事に就いている方もおられますが、やはり少なかったです。
日本語教師の資格を取得した後、日本語教育が必要な様々な現場、様々な方に指導ができるようになる。
考えるとワクワクしてきます。
そしてできれば報酬もきちんと…
もちろん、そのためには教師もしっかりと勉強し、身に付けないといけないことが沢山あると思います。
その大事な部分を養成講座でしっかりと伝えて行ければと思っています。
皆さまこんにちは。
KEC日本語学院新宿校の関です。
私は元々KEC(枚方本校)の420時間コースの修了生で、現在は新宿校で授業を担当させていただいたり、その他皆さまの色々なサポートをさせていただいています。
最近は大学をはじめ、色々な学校で「オンライン授業」というものが行われています。
日本や海外の「日本語学校」でも、通学での授業からZoom等を使用したオンライン授業に切り替えて授業をやっている学校が多いようです。
修了生の皆さんで、現場に出ておられる先生方からもたくさんご質問をいただきました。
「オンライン授業って、どうやればいいんですか?」
うーん…。
文法のこととか、語彙の教え方ですとか、検定試験のこととかですと、すぐにお答えできるのですが、このご質問はなかなかお答えしづらい…。
なぜかというと、まず私がオンラインで日本語を教えた経験が少ないからです。
しかも以前のオンライン授業というものは、対個人、プライベートレッスンで行われるものがほとんどでした。
でも最近は、教師一人に対して、学生さん複数人のオンライン授業が増えています。
その経験が私にはほとんどありません。
というか、今までの日本語の先生たち、ほとんどこういう授業の経験はないんじゃないでしょうか?
ですので日本語学校の先生に相談しても、「?」という感じみたいです。
どうやればいいのか、正解がわからない…。
そしてもう一つのお答えしづらい理由は、その授業ごとに環境が違うことです。
ネット環境も違いますし、相手の属性(年齢、目的、レベル等)も違います。
それに合わせて、授業のやり方も変わって来るでしょう。
しっかりその相手のニーズに合わせた授業のやり方というのを教師は考えなければなりません。
って、あれ?
これって、普通の授業と同じなんじゃないでしょうか?
そうです。
「オンライン授業」といっても、授業をやる際の考え方は同じです。
教える相手にとって何がいちばん必要なのか、また何が求められているのか、そういうことを日本語教師は日々考えて授業をやっています。
もちろんいつもの授業とは違いますので、いつも使用している板書や教具、教え方をそのままオンライン授業でやるのは難しいでしょう。
自分がPCの画面を通してオンライン授業を受けるとイメージすると…
・ずっと画面ばかり眺めているのは退屈というか苦痛?
・先生の話を聞くばっかりだと、スマホでゲームしちゃう?
・手元に教材が無いので、なんとなく参加しているだけになっちゃう?
というようなことが考えられます。
個人的にですが、人間そんなに何時間も集中して画面を眺めていられない…と思います。
(ゲームとかアニメとかだったら大丈夫なんですけども)
ですので、オンライン授業も
・ただ単純に先生が話す講義(説明)を聞かせるのはNG
・先生が質問して学生が答える形式だけじゃ飽きる
・板書はどうする?
という問題が考えられます。
これらの問題が起こらないように、工夫が必要です。
具体的にはどうすればいいのか…
修了生の方、個別にご相談ください!笑
日本語教師の基本である【学習者の事を考える】ことを忘れずに、どんな環境でも対応できる教師になる!
その基本と授業の技術をKECではしっかりと伝えていきます!!