【日本語教師養成講座 費用の安さと授業内容】

・外国人留学生 約15万人

2022年3月1日より、外国人留学生、技能実習生等の方々が1日、5,000人を上限に入国となり、少しずつ、コロナ前に状況に戻りつつあります。出入国在留管理庁によると「留学」資格で新規の外国 人入国者数は、2017~2019年は年間12万人以上でしたが、新型コロナウイルスの影響により、2020年は約5万人、21年は11月時点で約12,000人。在留資格の事前認定を受けながら来日できていない外国人留学生は約15万人といわれています。

 

・日本語教師の需要

順調に留学生が入国できれば、日本語教師求人も増えることが予想されます。日本語教師として採用されるには、すぐにでも授業ができる即戦力であるかどうかが、採用基準となることは、想像に難くありません。

 

・日本語教師の即戦力として実力を身に付ける

想像してみてください。日本語教師として教壇に立てば、頼りになるのは、ご自身の指導力しかありません。実践演習や教育実習を数回経験しただけでは、教壇に立つのは、恐怖です(採用されないと思いますが…)。日本語教師養成講座は費用が安ければ、それに越したことはありませんが、おすすめは即戦力として実力を付けることができる講座かどうかをチェックすることです。

日本語教師養成講座420時間コースを選ぶ際にチェックしたいポイント(2022年)

ネット検索するとよくある「おすすめの日本語教師養成講座」や「費用が安い日本語教師養成講座」。まずは、以下の内容確認をお勧め致します。

 

①「おすすめの日本語教師養成講座」のチェックポイント

1.自由度の高い振替受講ができるか?➡制限が多いと振替が難しい。

2.受講期間が短期に限定されていないか?➡4ヵ月~1年とか。

3.開講時間が、学校、仕事等と重複していないか?➡平日の朝~昼の開講とか。

4.病気、仕事その他、事情による休学に対応しているか?➡このご時世なので病気は心配。

5.教育実習(演習授業)が、充実しているか?➡日本語指導能力向上が、就職への近道。

6.教育実習(演習授業)の発表時間が適切か?➡いきなり、30~40分の発表は難しい。

7.就職情報があるか? 修了後も就職情報が届くか?➡特に修了後は心配。

8.いつでも、就職相談できるか?➡これは、大事。

 

②「日本語教師養成講座・費用が安い」のチェックポイント

1.日本語の基礎知識のみを学習する講座ではないか?➡420時間コースではないということ。

2.文化庁届出受理講座か?➡法務省告示校で働くには、これが必須。

3.実は、日本語教育能力検定試験の対策講座?➡この講座だけでは、資格にならない。

 

費用が安いだけではなく、の1~8も、とっても重要です。必ずチェックしてくださいね。

ぜひ、KEC日本語学院の資料請求とガイダンスで内容確認してみてください。

 

奈良県で専任日本語教師として活躍中の修了生!

皆さま、ごきげんよう。七色の語り部こと、日本語学院 学院長の磯部です。先日、2007年の修了生が遊びに来てくださいました!実に、15年もの時を経て!

 

KECに通学当時は、20代の銀行員。修了後は、インドネシアや日本国内で日本語教師としてご活躍され、現在も、日本語学校専任教員として、絶賛ご活躍中です。

 

久々過ぎる再会でしたが、あの頃と全く変わらなくて、とても◯◯代には見えません!👀

 

KECのHPにも、お写真を使わせて頂いておりますので、ご存じの方も多いかも??(´▽`)

 

KECは、いつでも修了生がお顔を見せに来てくださる、皆さまのご実家のような存在でありたいと思っておりますので、修了生の皆さまは、お気軽にお立ち寄りくださいね。

 

まだKECファミリーではない皆さまも、ぜひお待ちしております!それでは次回まで、ごきげんよう。

 

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オンライン授業についてのあれこれ

こんにちは。新宿校の早水です。

私は現在、日本語学校で非常勤講師としても働いています。

長引くコロナの影響もあり、私の働く学校でもついに、オンライン授業や、オンラインと教室にいる生徒で同時に授業を行うハイブリット授業がスタートしました。

今回はオンラインの授業について、私が実際に体験し、感じたことをお伝えしたいと思います。

 

まず、結論として皆さんに1つ共有したいことは、対面授業とオンライン授業、全くすることが違うのかと言うと、そうではないということです。

皆さんが、日本語教師養成講座で学ぶことは、まちがいなく、オンライン授業でも通用します。

しかし、全く問題がないということではありません。

目の前に学生がいない事によって生まれる、対面授業では感じることのなかった「不都合」は勿論生じます。その不都合に対する対応ができるかどうかが大切だと感じました。

 

私が実際にオンライン授業を行って感じた「不都合」をいくつかお伝えします。

・画面共有をすると学生全員の顔が確認できない

・教師の声、学生の声がお互いに聞こえるまでタイムラグが生じることがある

・提出物の指示や提出場所をオンラインで指示をする必要がある

・声を出して授業に参加していない学生を把握しづらい

・動き(ジェスチャー)そのまま伝えることに、制限が生まれる

・授業中に学生のPCに不具合が出る場合がある

・画面共有をしていない場合、ボードの文字が学生から確認しづらい

・自宅でのオンライン授業は、準備物が多くなる

 

これらも予測していれば対応策をとれるものばかりです。

画面共有1つにしても使用の可否、頻度が学校によって違う、というようなルールがそれぞれの学校にあります。

自分の学校のルールの中で選択可能なベストを探すことが大切ですね。

日本語学校側も先生と学生の声を聞きながら、日々ベストな方法を模索してくれているので、いざ始まると不安も無くなりました。

何より、入国できず自国で待機している学生とオンライン上でも、表情を確認しながらコミュニケーションを取れることがとても嬉しいです。

画面の向こう側に、日本に行きたい、日本語の勉強をしたいという学生がいる限り、先生はオンライン授業という変化にも向き合うことが大切なのではないでしょうか。

 

「420時間コース修了式!」

先日は、土曜日クラスの修了式でした!

 

修了証書を手にされ、これから日本語教師として世界に羽ばたかれます。

 

コロナ禍で、公私共に本当に大変な時期でしたが、リタイアせずに最後まで成し遂げられたその努力に、最大の敬意を払わずにはいられません。皆さま、本当にお疲れ様でした。そして、有難うございました!

 

日本語教師にならない人生とは比べものにならないくらいの、ワクワクする新たな道が増えましたので、その道を歩いてこそ見える風景を、存分に楽しんで頂きたいと思います。

 

またいつでも遊びにいらしてくださいね。私たちは、いつでも皆さまのお戻りをお待ちしております。

 

学院長 磯部

 

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「就職できる、日本語教師への道⑥」

外務省の発表によりますと、9/10・11日の両日で203名のベトナム人看護師・介護福祉士候補者が入国とのことです。

■ちなみにEPA(経済連携協定)日本語予備教育事業とは?■
EPA日本語予備教育事業とは、経済連携協定(EPA)に基づき来日を希望するベトナム人看護師・介護福祉士候補者を対象に、現地で約12か月間、初級から中級程度の日本語を教える日本語講師を派遣。来日後、医療・福祉施設で就労しながら日本の看護師・介護福祉士の国家試験取得を目指されます。
(フィリピン、インドネシアは国際交流基金、ベトナムは民間日本語教育機関が実施)

■参考 国際交流基金 EPA日本語講師募集
https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/education/training/epa/
                                     外務省発表


     報道発表    
日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者
第8陣の入国
 

令和3年9月10日

  9月10日、日・ベトナム経済連携協定に基づくベトナム人看護師・介護福祉士候補者第8陣95名が訪日しました。明日11日にも108名が入国する予定で、計203名の入国(看護師候補者37名、介護福祉士候補者166名)となります。

①候補者は、訪日前に12か月間の日本語研修を修了し、日本語能力試験のN3を取得しているか、又は自主的にN2以上を取得しており、日本国内の受入れ病院・介護施設とのマッチング を経て雇用契約を締結しています。

②候補者は、入国後、約2か月の日本語等研修を受講した後、国家試験の合格を目指し、令和3年11月中旬から全国の受入れ病院・介護施設で就労・研修を開始します(看護師候補者は最大3年間、介護福祉士候補者は最大4年間滞在)。ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の活躍を通じ、日・ベトナム間の経済連携及び相互理解が深まり、両国関係の発展に資することが期待されます。

(参考1)ベトナム人看護師・介護福祉士候補者の入国数、国家試験合格者数

平成26年度入国の第1陣から第7陣まで、計1,340名(看護師候補者180名、介護福祉士候補者1,160名)が入国。うち、平成26年度から令和2年度の看護師国家試験で計116名が合格、平成29年度から令和2年度の介護福祉士国家試験で計484名が合格。

教えるという仕事に必要な資質とは何か

こんにちは。KEC日本語学院の間﨑(まざき)です。

私は主に京都校で学校の管理・運営や受講生の皆様のサポートに携わっております。

 

さて、日本語教師、つまり人に何かを教えるという仕事に必要な資質とは大きく3つ。

1.教育に対する情熱

これが教師の絶対条件ですね。

いいかげんな態度や口先や見かけだけだと、学習者はその教師を信用しません。

情熱や真剣さは学習者への愛と教えるという仕事に対する使命感ですね。それが面倒見の良さや厳しくも温かい対応、きめ細やかな指導という形で学習者に伝わっていきます。それにより学習者との人間関係が強固なものとなります。

 

2.指導技術

気持ちは大切ですが、それだけではだめです。実際に指導するにあたっては技術や手法は欠かせません。説明能力、板書の仕方、教材の活用法等々、教師が心得るべき技術は数多く、しかも常にグレードアップを図る必要があります。しかし、技術だけで良い授業ができるかというと必ずしもそうではなく、学習者の心を掴む話し方や迫力など、教師自身が持つ存在感も大切です。

 

3.教師の人間力

教師には能力のみならず、人間としての生き方も大切です。授業を通して教師の人間性も学習者には伝わっていくものです。

総合的な人間力を身につけるには、日頃から様々な面で自分自身を伸ばしていこうと努力する向上心が必要です。これは教師である限り、ずっと追い求めていくべき目標といえるのではないでしょうか。

優秀な教師と言われる人も、けっして最初から優秀だったわけでなく、試行錯誤や失敗を繰り返し、それでも不断の努力を行っているうちに、素晴らしい先生という結果が後からついてきた、という人がほとんどです。

大切なのは「こんな先生になりたい」という明確な目標をもち、そのために必要と思われることを兎に角やってみること。そしてもっと大切なのは、やり続けることです。

皆さんもぜひ、理想の日本語教師への力強い第一歩をKECで踏み出してみませんか。

会話のトピックについて

日本語学習者から、日本文化について教えてくださいと言われたとき、あなたは、どれくらい日本についてお伝えすることができますか。

 

最近ちまたでよく耳にする言葉、SDGs(エス・ディー・ジーズ)

項目はたくさんありますが、その中に、

 

7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

11. 住み続けられるまちづくりを

12. つくる責任 つかう責任

13. 気候変動に具体的な対策を

14. 海の豊かさを守ろう

15. 陸の豊かさも守ろう

 

というものがあります。

 

学習者の質問は大まかなものから細かなものまで多種多様です。

大雑把に日本文化を教えてください、と聞かれたら、着物・漫画・アニメ・寿司など、その場で頭に浮かんでくるものを答えるかもしれません。

しかし、その後の会話はどのように続いていくでしょうか。

 

「着物はもっていますか?」

「もっていません。」

「そうですか。」

 

「漫画は好きですか?」

「はい。すきです。」

「何がおもしろいですか?」

「何でも好きです。」

「呪術廻戦はよみましたか。」

「いいえ。」

「七つの大罪はよみましたか。」

「いいえ。」

「・・・・。」

 

「寿司が作れますか?」

「いいえ。」

 

会話が続けば、学習者の会話力向上につながりますし、さらに日本に興味をもち、また、教えてくれる先生に対しても、尊敬のまなざしをむけてくれるかもしれません。

ところが、前述のように会話が途絶えてしまうと、モチベーションまで下げてしまうことになりかねません。

 

それでは、どのような話題であれば、会話をもたせつつも、文化をつたえることができるでしょうか。一例を挙げてみます。

 

「日本人はどのように寝るか知っていますか。」

「日本人はFUTONでねます。」

「はい。畳の上に布団を敷いて寝ます。」

「先生、アメリカにもFUTONがあります。」

「本当ですか。」

「はい。でも、私は、ベッドにシーツを敷いて、シーツの上にコンフォーターをかけて寝ます。」

「コンフォーターとはどんなものですか。」

「コンフォーターは布団とよく似ています。」

「先生も、布団でねますか。」

「私は、ベッドにシーツを敷いて、FUTONをかけて寝ています。」

「どうして畳で寝ませんか?」

「私の家には畳がありません。今の日本の家は、畳の部屋が減りました。それで、日本人もベッドを使うようになりました。でも、子供の頃は、畳に布団を敷いて寝ていました。起きたら、布団を干したり、たたんで、たんすに片づけます。大人になったら、仕事で忙しくて、布団を干す時間が減りました。」

「かたずけるのは大変ですね。」

「そうですね。ところで、ベッドはいつ日本にきたか知っていますか。」

「最近ですか。」

「いいえ、奈良に行ったことはありますか。」

「いいえ。」

「奈良時代、とても昔に、日本人ベッドがきました。」

「へええ。」

「ヨーロッパの歴史では、正義のベッドというものを知っていますか。ヨーロッパは、ベッドの上で、政治をしていたんですよ。」

「ベッドの上で政治はできませんよ。」

「フランスのルイ14世はベッドを48台も持って、ベッドの上で政治をしていたそうですよ。」

 

このように、話は延々と続いていきます。

 

SDGsは最近よく耳にする言葉ですが、これらの項目には、身近な住まいや、人、環境等が含まれており、日本人がそれらをどのように使用したり、考えたりしているのかを伝えるのにもってこいです。学習者にとっても、もちろん馴染みのあるもので、話しやすく、そこへ、歴史を織り交ぜると、対比から共通事項の発見、そして、お互いの未知の知識へとつながり、会話がより深くおもしろいものへと展開していきます。

 

先生は、学習者より、ほんの少しだけ興味をもって、先に、話題の下調べをしておくと、より、会話はおもしろくなります。

また、この会話の中で、未習語彙、未習文型があれば、そこからトレーニングも開始できます。

話題シラバスで、話題にお困りでしたら、是非、SDGsを用いてみて下さい。

凄いぞ!! KEC日本語学院受講生&修了生

こんにちは。KEC日本語学院の間﨑(まざき)です。

私は主に京都校で学校の管理・運営や受講生の皆様のサポートに携わっております。

 

コロナ禍の今、みなさん如何お過ごしでしょうか?

何かと制約の多い中、自分が感染しない、他の人へ感染させないように気をつけて毎日お過ごしではないかと思います。

 

さて、このような状況下でも当学院の受講生&修了生の皆さんは着実に「就職決定」という結果を出してくれています。

今年だけでも早約60数名の方々が晴れて就職決定!!

 

なぜKEC日本語学院生は凄いのか? それは当学院の指導システムが他の養成講座とは異なるからです。

基礎理論ステージで知識面をみっちり指導&習得し、それを土台として実践演習、教育実習ステージで一人50回以上もの実技指導を行っております。これにより採用試験で課せられる模擬授業で実力を発揮&突破してくれております。

 

なぜ当学院では一人50回以上もの実技指導が可能なのか?
それは1クラス12名以下の少人数編成により一人ひとりの実力を伸ばす徹底指導を日々行っているからです。

 

只今、4月生募集中!! 途中入学も可能ですよ。無料個別ガイダンス(入学相談会)及び無料合同説明会(入学説明会)を開催しております。是非お気軽にご参加くださいませ。
完全予約制で実施しておりますので、お一人おひとりに寄り添い、じっくりとご相談に乗りますので、ご安心ください。

 

基礎理論は通学での受講は勿論のこと、オンライン動画視聴での受講も可能です!!

 

最後までお読み戴き、有難うございました。

日本語教師の授業

こんにちは。KEC日本語学院新宿校の関です。

国家資格「公認日本語教師」の創設に向け、日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議が開催されています。私も毎回傍聴させていただいています。そこで現在議論されているのが、「日本語教育機関の類型化」についてです。「留学」「就労」「生活」という3つの大枠に分けるということなのですが、なかなか大変そうです。

ということで、私も意見は色々ありますが、難しい話はおいといて…

 

この類型化にも関係してくると思いますが、日本語教師という人は具体的に何をする人たちなのでしょうか?

「日本語を教える」のが日本語教師、ということですが、それだけだったら、教科書や参考書で、独学で勉強できそうな気がしませんか?

もちろん、日本語の授業の中では言葉の意味や文法のルール、そして動詞や形容詞の活用の形などをきちんと教えます。でも、日本語の授業における教師の腕の見せ所はここではありません。

 

じゃあ、その覚えた言葉や表現を使う場面ってどんな場面?この気持ちを伝えたい時は、どう言う?こんな気持ちの時、どう言えばいい?と、日本語を勉強している人たちがその言葉を使う(使いたくなる)であろう場面を紹介し、授業をしていきます。我々はこれを「場面設定」と言います。日本語教師は、勉強している人が遭遇しそうな状況を想像して授業を組み立てていくのです。

ここで大事なことは、「勉強する人のことを考える」ことです。勉強する人が実際に遭遇しそうな場面をきちんと提示できるかできないか、が授業のわかり易さに直結します。よく教師が自分の経験をもとに授業をすることもありますが、その場面がかけ離れていると、わかりにくい授業ということになってしまいます。

 

留学生のクラス授業でオフィス内の会話を紹介する。

日本人と結婚されて日本で生活している人に大学の場面を紹介する。

小さい子供に買い物の場面を紹介する。

 

別にダメ、ということではないのですが、あまり遭遇しそうにない場面だと、イメージしにくいです。

 

留学生だったら、アルバイトの場面

生活者だったら、市役所の手続きの場面

子供だったら、友達と遊んでいる場面

 

など、教える相手によって授業の構成を考えてほしいと思います。そうすることで実際にその言葉、表現が使えるようになり、日本語を使って「できること」が増えて来ます。この「できること」を増やしてあげるのが、日本語教師だと思います。

そのためには、まず教える相手のことに興味を持ってほしいです。普段どんな生活をしているのかな?どんなことに興味を持っているのかな?好きな食べものは何かな?など、少しずつ、授業の中で情報を集めていきます。「ワンピース」は人気がある漫画(アニメ)です。でも、日本人でもそうですが、全員が興味を持っているわけではありません。授業で紹介したけれど「見たことない」と言われてしまったら…。ですので、場面設定は、2つか3つ、用意しておいた方が無難です。私は授業の際は、5つぐらい紹介しちゃいます。どれか1つの場面でも「うん!!!」ってのがあれば、それでわかってもらえるからです。

最後はちょっとテクニックっぽい話になってしまいましたが、とにかく、教える相手のことを見て、その人にとって必要なことを教えてあげるというのが大事だと思います。