教えるという仕事に必要な資質とは何か

こんにちは。KEC日本語学院の間﨑(まざき)です。

私は主に京都校で学校の管理・運営や受講生の皆様のサポートに携わっております。

 

さて、日本語教師、つまり人に何かを教えるという仕事に必要な資質とは大きく3つ。

1.教育に対する情熱

これが教師の絶対条件ですね。

いいかげんな態度や口先や見かけだけだと、学習者はその教師を信用しません。

情熱や真剣さは学習者への愛と教えるという仕事に対する使命感ですね。それが面倒見の良さや厳しくも温かい対応、きめ細やかな指導という形で学習者に伝わっていきます。それにより学習者との人間関係が強固なものとなります。

 

2.指導技術

気持ちは大切ですが、それだけではだめです。実際に指導するにあたっては技術や手法は欠かせません。説明能力、板書の仕方、教材の活用法等々、教師が心得るべき技術は数多く、しかも常にグレードアップを図る必要があります。しかし、技術だけで良い授業ができるかというと必ずしもそうではなく、学習者の心を掴む話し方や迫力など、教師自身が持つ存在感も大切です。

 

3.教師の人間力

教師には能力のみならず、人間としての生き方も大切です。授業を通して教師の人間性も学習者には伝わっていくものです。

総合的な人間力を身につけるには、日頃から様々な面で自分自身を伸ばしていこうと努力する向上心が必要です。これは教師である限り、ずっと追い求めていくべき目標といえるのではないでしょうか。

優秀な教師と言われる人も、けっして最初から優秀だったわけでなく、試行錯誤や失敗を繰り返し、それでも不断の努力を行っているうちに、素晴らしい先生という結果が後からついてきた、という人がほとんどです。

大切なのは「こんな先生になりたい」という明確な目標をもち、そのために必要と思われることを兎に角やってみること。そしてもっと大切なのは、やり続けることです。

皆さんもぜひ、理想の日本語教師への力強い第一歩をKECで踏み出してみませんか。