新しいテスト対策 JFT Basic 日本語基礎テスト

JFT Basicというテストをご存知でしょうか。

JFT Basic とは、就労のために来日する外国人に必要な能力測定を行う、日本語基礎テストです。

CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)とJF日本語教育スタンダードに基づいた「日本語で何がどれだけできるか」を測るテストで、「特定技能1号」を得るために必要な日本語能力水準を測るテストとしても活用されています。

テストはCBT形式(コンピューター・ベースト・テスティング)で、国外は、ベトナム、フィリピン、カンボジア、中国、インドネシア、タイ、ミャンマー、ネパール、モンゴルと、実施環境が整った国から順次行われています。

設問は英語または、現地語(現在9言語)で読むことができ、「文字と語彙」「会話と表現」「聴解」「読解」に分かれています。それぞれに制限時間がなく、全体を60分、250点満点で採点されます。テスト終了時に画面に尺度点が結果として反映され、受験後5営業日以内に予約ウェブサイトにログインすると正式な判定結果通知書が印刷できるようになります。

テストの難易度はCEFR A2レベルです。

CEFR A2レベルを他の言語能力試験と比較してみましょう。

A2レベルは、具体的に以下のような事柄ができる能力です。

・ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる分や表現が理解できる。

・簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。

・自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。

例えば、私達が今日からクメール語、ヒンドゥー語などの馴染みのない言葉を学ぶ場合、3級、準2級相当の資格を取るには、相当な勉強量が必要となることが学校教育での英語学習からも想像できるのではないでしょうか。

3級、準2級くらいは取得してほしいという考えから脱し、いかに使うか、いかに話せるようになるかを念頭においた教育を考えるのが日本語教師のお仕事です。

外国人が日本の生活になじめるように開発された試験を活用し、生き生きと、楽しんで日本で就労、生活できるよう、精一杯お手伝いしたいものですね。

さて、お手伝いするにしても、日本語教育の基礎的知識だけでなく、実践的養成力が必要です。

KEC日本語学院は、圧倒的演習回数により、真剣に日本語教育に取り組みたい皆様の想いを形にしてまいりました。

日本語学校での授業、個人クラスの担当、企業内外国人研修で、授業を成功させるには、それ相応の訓練が必要です。その訓練を十分に受けられるのがKEC日本語学院です。

授業の成功は信頼となり、次の授業や就職へとつながります。

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大前先生がしゃべってるよ!

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KEC日本語学院 梅田本校 大前晶子