こんにちは!日本語教師養成講座のKEC日本語学院です!
50代からの「資格取得」はもう遅い?ーそう考える女性の方も多いのではないでしょうか。
子育てが落ち着いたり、仕事をひと区切りつけたりと、50代は人生のステージが変わり始めるタイミングです。
「これから先、もういちど自分の時間を活かした仕事がしたい」
「定年後にも続けられる働き方を見つけたい」
そんな想いから資格取得を考える女性も多いと思います。
その中でも注目したいのが “日本語教師” という仕事です。
趣味の延長として学ぶ人もいれば、再就職や定年後の働き方として本格的に資格取得を目指す人もいます。年齢に関わらず始められることや、人生経験が仕事にそのまま活かせる点が、50代の女性に選ばれる理由のひとつといえるでしょう。
本記事では、50代からの女性のセカンドキャリアとしての日本語教師の魅力と資格取得についてご紹介しようと思います。
■なぜ50代からのセカンドキャリアに日本語教師?

年齢に左右されない仕事
50代になると、再就職の難しさを実感する人は少なくありません。採用時の年齢制限はなくても、特に未経験の分野であれば、若年層に比べて就職の難易度があがってしまいます。
その点、日本語教師は年齢を理由に採用されにくくなるケースは少ないと言われています。さらに、「教える」という仕事において、人生経験はむしろ強みにもなります。
また日本語教師はフルタイムの常勤だけでなく、パートタイムの非常勤講師やフリーランス、オンラインレッスンなど、様々な働き方があるため、自分のライフスタイルに合った働き方を実現しやすいというメリットもあります。
外国人の増加で日本語教育の需要が高まっている
日本で暮らす外国人は増え続けており、それに伴って日本語を必要とする人も多様になっています。とくに、国内では労働力不足を補うために外国人材の受け入れが進んでおり、様々な場所で日本語教育の需要が高まっています。
日本語教育の中心はこれまで、日本語学校や大学などの教育機関でした。
しかし、近年では
・企業内で外国人社員に日本語を教える
・小中学校などで外国にルーツを持つ子どもをサポートする
・介護や医療の現場で働く外国人スタッフに専門用語を含む日本語を教える
など、日本語教育の場面も広がっています。
このような流れから、社会経験や生活経験が豊富な中高年の女性が、これまでのキャリアを生かして活躍できる場面も多いといえるでしょう。
「働き方を自分で選べる」自由度の高さ
フルタイムで働く人もいれば、家庭との両立を優先したい人もいるなど、50代の女性は人生の状況がさまざまです。
日本語教師の場合は、
- パート・非常勤講師
- オンラインレッスン
- ボランティアから始める
- フルタイム勤務
など、様々な形態があり、自分の生活に合わせた働き方が選べることが魅力です。
家族の介護や夫の定年、子どもの独立など、先を見据えたうえで「無理のない働き方がしたい」と考える場合でも、柔軟に働ける日本語教師は理想的だといえます。
これまでの経験がそのまま活かせる仕事
日本語教師は日本語の文法知識だけでなく、コミュニケーション力や相手への思いやりが求められる仕事です。
職場で培った経験や専門知識、家庭での生活力、子育て経験など、これまでの人生で身につけた力がそのまま活かされます。
そのため、
「新しいことを学ぶのは久しぶりだけれど、経験値は若い人に負けない」
と感じる女性にとっては特に魅力のある仕事といえるでしょう。
■定年後のセカンドキャリアに“日本語教師”が向いている理由

60代以降も無理なく続けられる仕事
非常勤・オンラインなどの働き方であれば、柔軟に仕事量を調整することもできるため、日本語教師の業務は体力面で過度な負担がかかるものではありません。
授業の準備や教材作りに集中する時間は必要ですが、比較的年齢に関わらず働きやすい環境だといえます。
「長く働き続けられる」ことは、定年後の働き方として大きなメリットです。
教える相手が感謝してくれる“やりがいのある仕事”
日本語を学びたい人は、生活のため・仕事のため・家族のためなど、さまざまな目的を持っています。
その人の人生や生活を支える仕事であるため、生徒から「ありがとう」と言われる場面も多く、働く側の充実感につながります。
50代以降は「人の役に立つ仕事」を求める人が増える傾向がありますが、日本語教師はまさに、そのニーズに合った職業と言えるでしょう。
これまでの社会経験や人生経験が強みになる
たとえば、接客・事務・販売・秘書・営業など、どんな職歴であってもコミュニケーション能力やビジネスマナーの経験は教室で活かせます。
また、主婦として長く家庭を支えてきた経験も、異文化背景をもつ学習者と接する時に役立つ場面が多くあります。
人生経験が豊富な人ほど、学習者に寄り添った指導ができるため、「年齢はハンデではなく武器になる」という実感を持つ人も少なくありません。
■50代からでも間に合う!日本語教師資格の取り方

実は、日本語教師として働くために“必ず資格が必要”というわけではありません。
たとえば、「認定日本語教育機関」ではない日本語学校で教える場合や、フリーランスとして個人向けレッスンを行う場合には、特別な資格がなくても仕事を始められるケースがあります。
とはいえ、資格を持っていると自分の指導力を示せるだけでなく、働ける場所の選択肢が一気に広がるというメリットがあります。
そのため、「きちんと準備をして安心して働きたい」という方には、資格取得を目指すことが大きな後押しになります。
●日本語教師の資格を取るには?
2024年に始まった国家資格「登録日本語教員」は、日本語教師として働くための新しい基準となる制度です。
文部科学省が認定する「認定日本語教育機関」(主に留学生を受け入れる日本語学校など)で教える場合には、2029年4月以降、この資格が必要になります。
なお、2029年3月までは経過措置期間が設けられており、国家資格化以前の要件を満たしていれば、登録資格がなくても認定日本語教育機関で働くことが可能です。
(詳しくは下記の記事でご紹介しています)
https://www.jpns.kec.ne.jp/blog/japanese-teacher/2511-1/
資格取得には、大きく分けて次の2つのルートがあります。
◇養成機関ルート
大学や専門学校などの「登録日本語教員養成機関」で決められた課程を修了し、その後「登録実践研修機関」で研修を修了する、または、両方の登録を受けた教育機関で一貫して学び、最後に日本語教員試験の「応用試験」に合格して登録申請を行うルートです。
このルートを選んだ場合、日本語教員試験では「基礎試験」が免除され、「応用試験」のみの受験で済む点が特徴です。
◇試験ルート
養成機関での学習を経ずに、直接、日本語教員試験(基礎試験+応用試験)を受け、その後、実践研修を修了して登録申請を行う方法です。
「とりあえず試験に挑戦したい」「独学で準備したい」という方はこちらのルートが合っているといえます。
◇経過措置(Cルート)※2033年3月末まで
ここまでご紹介した2つのルート以外にも、2033年3月末までは、もうひとつ特例的なルートが利用できます。
学士以上の学位を持っていることが条件となりますが、「必須の教育内容50項目」に対応した日本語教員養成課程を修了し、日本語教員試験の「応用試験」に合格すれば、登録申請を行うことができます。
詳細はこちら:
https://www.jpns.kec.ne.jp/touroku-japanese-teacher.html
さらに、2029年3月末までは特に大きなチャンスの期間とも言えます。
「学士以上で、『必須の教育内容50項目』に対応した養成課程を修了している」という条件さえ満たしていれば、登録日本語教員資格がなくても「認定日本語教育機関」の日本語学校などで働くことができます。
早く現場に出たいという方にとっては非常に有利な制度と言えるでしょう。
●迷ったら、420時間の日本語教師養成講座の受講がおすすめ
50代から資格取得を目指す場合、最も選ばれやすいのが 養成講座の受講 です。
養成講座では座学だけでなく、授業計画の作成や模擬授業など、実際に教壇に立つ体験もできるため、初めて学ぶ人でも着実に日本語教師としてのスキルを習得することができるようになっています。
●どのくらいの期間で資格が取れる?
学び方や講座の受講スタイルによって異なりますが、
6ヶ月〜1年ほど で資格取得に向けた学習が完了するケースが多いです。
仕事や家事と両立させながらでも進められるため、無理なく続けられるスケジュールを組めるかどうかがポイントになるでしょう。
■50代から資格取得を始める際に大切なこと

焦らず、自分のペースで続けること
学び直しに不安を抱く人もいますが、50代で学び始める人は珍しくありません。
むしろ落ち着いて学べる年代だからこそ、理解が深まりやすい面もあります。
重要なのは、「焦らず、無理なく続けること」。この一点です。
家事・介護・仕事など、日常生活と両立させながら学ぶためには、無理のないペース配分が欠かせません。
実践的な学びができる環境を選ぶ
日本語教師として自信を持って働くためには、知識だけでなく “教える経験” がとても役立ちます。
模擬授業や実習、ロールプレイなどの充実した講座なら、初めての人でも授業のイメージがつかみやすく、実際に働き始めたときの安心感につながります。
「知識だけを詰め込む学習」よりも、“実践を通して学べる環境”を選ぶことは、とても大切です。
自分の生活に合うスタイルで学ぶこと
時間の余裕がある人もいれば、家族の予定や仕事と調整しながら進めたい人もいます。
日本語教師養成講座には、
- 通学
- オンライン
- 通学+オンラインの併用
など、さまざまなスタイルがあります。
どれが正解ということはありません。自分が続けやすい方法を選ぶことが、学習効果を高めるための近道となります。
資格取得には一定の学習時間が必要ですが、50代から学び始めて日本語教師として活躍している例は少なくありません。
大切なのは「年齢で諦めないこと」。
むしろ、これまでの人生経験を武器にできる仕事だからこそ、50代からのスタートは大きな強みです。
もし「もうひとつの人生を歩き出したい」「自分の力を社会に還元したい」と思うなら、日本語教師という選択肢はとても魅力的です。
今日から少しずつ情報を集め、できるところから一歩を踏み出してみてください。
きっと、新しい扉が開いていくはずです。
■【就職に強い!】日本語教師養成講座ならKEC日本語学院

KEC日本語学院の日本語教師養成講座は、これから日本語教師になって国内外問わず現場で活躍したい方におすすめの講座です。
KECの日本語教師養成講座はここがスゴイ!
①超少人数制のクラス!
大人数制のクラスだと講師が一人一人の受講生を見る余裕がありません。
KECでは最大12名の少人数だから、受講生に向き合った個別の指導が可能です。
②模擬授業の回数が圧倒的に多い!
日本語学校・機関の採用試験は、模擬授業の良し悪しで決まります。つまり、授業ができることは、就職活動で非常に有利です。
一般的な養成校は模擬授業が数回〜10回以内が多いのに対して、KECでは現場と同じ形式の模擬授業を、カリキュラムの中で50回以上経験できます。
初めての方でも就職後に即戦力として活躍できる、圧倒的な実践量がKECの特徴です。
③就職・転職支援が強い!
KEC修了生を求める国内外の日本語学校・機関からの求人情報が届き次第、受講生の皆さんに配信しています。
また、受講生には就職活動の際の履歴書フォームの提供・添削、国内外の日本語学校・機関の受験情報の提供、試験対策や模擬授業の事前チェック、推薦状の作成などサポート体制も充実。
ありがたいことに、日本語学校様からは過去に就職したKECの修了生を高く評価していただいています。「KECの生徒さんはすぐにほしい!」と嬉しいお声をいただいており、求人情報が集まりやすいのもKECの強みです。
④卒業後も手厚いサポート!
KECでは最長3年間無料再履修や、再就職の支援など修了後のサポートが手厚いのが特徴です。
実際に現場に立って、壁にぶつかった時でも頼れる場所があるのは嬉しいですよね!
⑤現役プロ講師陣
実際に外国人を指導した経験を持ち、現場を知り尽くした講師が指導します。
日本語教師経験者が教える講座だからこそ、実際に現場で活かせる知識や技能を身に付けることができ、就職についてのアドバイスも受けられます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
KECの日本語教師養成講座から羽ばたいて行った数多くの修了生が、日本全国・世界中で日本語教師として活躍しています!
これまでの修了生の体験談はこちら
https://www.jpns.kec.ne.jp/taikendan.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本語教師に興味のある方、養成講座の受講を検討している方は、まずは無料合同説明会、無料個別受講相談でお気軽にご相談ください!
無料合同説明会
日本語教師になろうとお考え中の方、講座の授業内容、スケジュール、料金等を詳しく知りたい方に。どなたでもお気軽にお越しください!
詳しくはこちら https://www.jpns.kec.ne.jp/briefing.html
無料個別受講相談
個別で日本語教師や講座の受講に関して相談したい方は、こちらにお問い合わせください。
詳しくはこちら https://www.jpns.kec.ne.jp/form-guidance/
KEC日本語学院は東京・大阪・京都・兵庫で開講しています!
お近くのKEC日本語学院でご受講いただけます。
どの校舎も駅から近く、アクセスが良いので通学も便利です!
東京・新宿校 https://www.jpns.kec.ne.jp/school_shinjuku.html
大阪・梅田本校 https://www.jpns.kec.ne.jp/school_umeda.html
大阪・なんば校 https://www.jpns.kec.ne.jp/school_nanba.html
大阪・枚方本校 https://www.jpns.kec.ne.jp/school_hirakata.html
京都・京都校 https://www.jpns.kec.ne.jp/school_kyoto.html
兵庫・神戸校 https://www.jpns.kec.ne.jp/school_kobe.html
制度のこと、勉強の進め方、資格取得までの流れ…ひとりで抱え込まず、ぜひ気軽にご相談ください。
当学院では、講座の説明はもちろん、あなたの今の状況や将来の希望に合わせた“最適な学び方”を一緒に考えています。
「自分に向いているかな?」
「どのルートを選べばいい?」
「仕事と両立できる?」
そんな素朴な疑問も大歓迎です。
日本語教師を目指すあなたを、講師・スタッフ一同しっかりサポートします。
ご興味がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。お待ちしています!