就職できる、日本語教師への道 ②

どうぞ、イメージなさってください。

あなたは、日本語教師として教壇に立って、日々、外国人学習者に日本語指導をしています。学習者から「先生のおかげで、日本語が話せる様になりました。」「日本がもっと好きになりました。」「日本の大学に進学が決まりました。」等々の嬉しい知らせをもらったら最高ですよね。あなたは「国際社会に貢献してるかも。」「やっぱり、この仕事、楽しい。」「日本語教師になって良かった。」と更に授業に磨きをかけることでしょう。

さて、「就職できる、日本語教師への道①」でお話致しました通り、日本語教師になるには、数ある日本語教師養成講座の中から【文化庁届出受理講座】を選択なさってください。そして、修了生を長年輩出している養成講座を選ぶことが重要です。開校間もない学校ですと修了生を出していない、または少ないので、その学校の修了生レベルが判断できません。日本語学校としては、採用に慎重にならざるをえません。

更に重要なことは、修了後も就職情報の提供や相談に乗ってくれる学校を選ぶことです。修了と同時に養成講座校からのサポートが無くなれば、一人で就職活動をどうしたらいいのか、分かりませんよね。履歴書・志望動機の書き方や添削、志望する学校の面接内容や模擬試験課題の対策も一人での情報収集には限界があります。修了しても相談できる担当者がいる日本語教師養成講座をお選びください。つまり、受講生と養成講座職員の繋がり、受講生と先生の繋がり、受講生と修了生の繋がりという人と人の繋がりが大切なんです。また、コロナ渦で、ご自身や家族が感染することも考えられますので、受講期間が1年、1年半と限定されている場合は、その期間内で修了できない場合も考えておく必要があります。KECの受講期間は最大3年ですので、体調を崩された場合も十分サポートできる期間です。勿論、既に修了されていても入学から3年間は再履修ができます。この3年間再履修システムはKECが発祥なんです。3年間再履修を採用されている学校には、演習クラスは聴講のみで模擬授業発表が一度も出来ないというケースもありますのでご注意ください。修了しても「大学卒業まで、あと半年ある。」「定年まで、あと1年ある。」「子育てですぐには就職できない。」というご事情の方は、ぜひ、3年間再履修システムをご利用戴き、日本語指導力の更なる養成を図ってください。