2021年度検定対策講座の申込みが始まりました

皆さん、こんにちは。

今年の検定対策講座の申込みが始まりました!

 

最近は、「養成講座修了+検定合格」という資格を持つ人が増えており、4月頃から日本語教育能力検定試験の勉強をスタートする方がたくさんいらっしゃいます。

 

検定に合格するためには、文法知識、音声学、言語学、心理学、教育理論、第二言語習得理論……とたくさんの勉強をしなければなりません。

「この知識は現場で必要なの?」と思うようなことがあるかもしれませんが、それらの知識も教えるようになってから役に立つので頑張りましょう!

 

検定を受験するメリットは、幅広い知識を持つことで、なぜそのように教えるのか、なぜそうすると学びが起きるのかと理論を踏まえて実践することができる教師になることだと思います。

また、自分が学習者の立場になり計画を立ててきちんと努力した経験は、これから日本語教師になって教えていく上でも必ず役に立ちます。

 

私は、養成講座受講中に検定を受験しましたが、現場に出てから「検定を受験していてよかったな」と本当に思いました。

採用試験の際も「日本語教育の知識がある」「計画を立てきちんと努力ができる人物である」というアピールになったと思います(^^)

 

この試験の2020年度の合格率は、28%でした。(全科目受験者9,033人に対し、合格者は2,613人)

合格点は公表されていないため、正確な数字はわかりませんが、検定対策講座の講師の間では約70%以上の正答率であれば合格圏内と言われています。

最初は範囲の広さに驚くかもしれませんが、勉強すればするほど日本語教育について学ぶことが楽しくなりますよ♪

ご質問やご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください☆

検定合格に向けて楽しく頑張りましょう!

 

https://www.jpns.kec.ne.jp/document11.html

 

 

日本語教師の授業

こんにちは。KEC日本語学院新宿校の関です。

国家資格「公認日本語教師」の創設に向け、日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議が開催されています。私も毎回傍聴させていただいています。そこで現在議論されているのが、「日本語教育機関の類型化」についてです。「留学」「就労」「生活」という3つの大枠に分けるということなのですが、なかなか大変そうです。

ということで、私も意見は色々ありますが、難しい話はおいといて…

 

この類型化にも関係してくると思いますが、日本語教師という人は具体的に何をする人たちなのでしょうか?

「日本語を教える」のが日本語教師、ということですが、それだけだったら、教科書や参考書で、独学で勉強できそうな気がしませんか?

もちろん、日本語の授業の中では言葉の意味や文法のルール、そして動詞や形容詞の活用の形などをきちんと教えます。でも、日本語の授業における教師の腕の見せ所はここではありません。

 

じゃあ、その覚えた言葉や表現を使う場面ってどんな場面?この気持ちを伝えたい時は、どう言う?こんな気持ちの時、どう言えばいい?と、日本語を勉強している人たちがその言葉を使う(使いたくなる)であろう場面を紹介し、授業をしていきます。我々はこれを「場面設定」と言います。日本語教師は、勉強している人が遭遇しそうな状況を想像して授業を組み立てていくのです。

ここで大事なことは、「勉強する人のことを考える」ことです。勉強する人が実際に遭遇しそうな場面をきちんと提示できるかできないか、が授業のわかり易さに直結します。よく教師が自分の経験をもとに授業をすることもありますが、その場面がかけ離れていると、わかりにくい授業ということになってしまいます。

 

留学生のクラス授業でオフィス内の会話を紹介する。

日本人と結婚されて日本で生活している人に大学の場面を紹介する。

小さい子供に買い物の場面を紹介する。

 

別にダメ、ということではないのですが、あまり遭遇しそうにない場面だと、イメージしにくいです。

 

留学生だったら、アルバイトの場面

生活者だったら、市役所の手続きの場面

子供だったら、友達と遊んでいる場面

 

など、教える相手によって授業の構成を考えてほしいと思います。そうすることで実際にその言葉、表現が使えるようになり、日本語を使って「できること」が増えて来ます。この「できること」を増やしてあげるのが、日本語教師だと思います。

そのためには、まず教える相手のことに興味を持ってほしいです。普段どんな生活をしているのかな?どんなことに興味を持っているのかな?好きな食べものは何かな?など、少しずつ、授業の中で情報を集めていきます。「ワンピース」は人気がある漫画(アニメ)です。でも、日本人でもそうですが、全員が興味を持っているわけではありません。授業で紹介したけれど「見たことない」と言われてしまったら…。ですので、場面設定は、2つか3つ、用意しておいた方が無難です。私は授業の際は、5つぐらい紹介しちゃいます。どれか1つの場面でも「うん!!!」ってのがあれば、それでわかってもらえるからです。

最後はちょっとテクニックっぽい話になってしまいましたが、とにかく、教える相手のことを見て、その人にとって必要なことを教えてあげるというのが大事だと思います。

 

コロナ禍の今だからこそ!!

こんにちは。KEC日本語学院の間﨑(まざき)です。

私は主に京都校で学校の管理・運営や受講生の皆様のサポートに携わっております。

 

コロナ禍の今、みなさん如何お過ごしでしょうか?

何かと制約の多い中、自分が感染しない、他の人へ感染させないように気をつけて毎日お過ごしではないかと思います。

 

さて、このような状況だからこそ日本語教師を目指すには今がチャンス。

コロナが終息へ向かうと、以前の様に日本語教師募集求人がかなり増えてくると予想されます。そうなってから資格取得に向けての勉強を始めると時間がかかりますよね。

今勉強を開始し、資格を取得しておいて、終息へ向かう頃にはすぐに万全の態勢で就職活動に取りかかれるように今準備を始めておくのが賢明ですね。

 

人生は一度きり。あの時やっておけば・・・と後悔のないよう。「思い立ったが吉日」ですね。

 

KEC日本語学院には日本語教師を目指される皆さまを全力でサポートさせて戴くため、以下の特典がございます。是非この機会にご利用ください。

【早期申込割引制度】

2021年3月20日(土)迄に420時間以上をお申込(予約)の方に限り、入学金(22,000円)を全額免除させて戴きます。

 

只今、無料個別ガイダンス(入学相談会)及び無料合同説明会(入学説明会)を開催しております。是非お気軽にご参加くださいませ。完全予約制で実施しておりますので、お一人おひとりに寄り添い、じっくりとご相談に乗りますので、ご安心ください。

 

4月期受講生募集中(基礎理論は通学での受講は勿論のこと、オンライン動画視聴での受講も可能です)!!

最後までお読み戴き、有難うございました。