採用説明会を開催しました!

 

皆さま、ごきげんよう。七色の語り部こと、日本語学院 学院長の磯部です。先日、大阪の某日本語学校様の採用説明会を開催致しました。

KEC日本語学院は、元々即戦力養成に定評があるため、国内海外の多くの日本語学校様から説明会開催のお申し出を頂きます。

ちなみに最近時々、オンライン授業ができないと就職できないのでは?という心配のお声を頂くこともありますので、私は日本語学校様が来られるたびに、「それって、どうですか?どうなんですか?」と聞きまくっております。

答えは…「NO!」。つまり、「オンライン授業ができるかどうかは問題ではないし、採用試験でそこを見ることはありません。私たちは、対面授業ができるかどうか、教師としての立ち居振る舞いができるかどうか、雰囲気をお持ちかどうかを、模擬授業で見させてもらいます。ですから、ZoomやPowerPointを使えるかどうかは問題ではないのです。目の前に学生がいて、そこに相対する先生がいる、その先生に安心してついて行こうと思えるか、そこです」とのこと。

そうです、そうなんです。日本語教師は世界中に活躍の舞台があるわけで、私たちは常日頃から、「日本語教師たるもの、黒板1枚、チョーク1本で授業ができる力量を身に付けて頂きます」とお伝えしています。デジタルツールは、確かにあればあったで便利ですが、それがないとできないというのでは困ります。修了生の中には、途上国で日本語教師、船上で日本語教師をされている方がおられますが、いずれもネット環境や電圧の不安定な場面があり、パソコンだけに頼っていては授業ができなくなることもあるそうです。

あと、初級学生には、やっぱり文字を書いて見せてあげるということも重要ですね。私たちがアラビア語をPowerPointで見せられても、これってどうやって書くんやろ?ってなってしまいます。目の前で文字を書かれたら、思わずおおーっみたいな。あと、脳の研究をされている方のご意見によると、PowerPointでの情報は100%頭に残らないという実験結果もあるそうですよ。皆無です。0(ゼロ)です。

そんな訳で、KECでは変わらず通学制対面授業を実施し、皆さまの実技スキル習得に、いや、採用試験に受かるための授業のやり方の習得に、最善を尽くしております。皆さまもぜひ、自宅ではできない、独りではできない、対面での模擬授業による指導技術の習得を実現し、日本語教師としての就職を現実のものにしてみませんか。私たちが、最善で最高で最強のサポートをさせて頂きます!