日本語教師の声

こんにちは。

KEC日本語学院の大前です。

皆さん、英会話スクールに通ったことはありますか?

もし通ったことがあるなら、先生はどこの国の方でしたか。

女性でしたか、それとも男性でしたか?

その方は何歳ぐらいの方でしたでしょうか。

どんな声で話しかけてくれましたか。

聞きやすかったですか?

聞きにくかったですか?

私たちが語学の勉強をするとき、一生懸命相手のことばを聞き取ろうとしますね。

同じ日本人同士の会話なら、相手がもごもごと話していたら、聞き直すと思います。

ところが、相手がネイティブ話者となるとどうでしょう。

相手がもごもごといっているのか、自分の理解力が低いのか、はたまた聴解能力が低いのか、いったい何が原因なのか、正直判断できないときがあります。

日本語の授業では、教室が大きければ、大きいだけの声量が必要となります。

また声は年齢によってもかわりますね。

年齢が高くなれば声は比例するように低くなっていきます。

高過ぎるなと思う場合は、少し低めに、

低すぎる場合は特に子どもには聞き取りづらくなってしまうので、

意識して高めの声を出すようにしてみましょう。

そういう私の声も、年齢のせいで、だいぶ低くなってきています。

それに輪をかけるようにかすれてもきているのですが、、、

語学教師の発声はそのまま生徒の発生のお手本になるものですから、

気をつけて、言葉を話すようにしてみましょう。

教師であるとき、いつも通りのあなたでいることはとても素晴らしいことですが、

生徒にどのようにうつっているかを気にすることも大切です。

声も同じなんですよ。

あなただけの声を少し聞こえやすいように、生徒に気持ちが届くように

話してみてはいかがでしょうか。