本業+もう一つの仕事を持つ人が増える理由。これから始まる「複業キャリア」の時代

こんにちは!日本語教師養成講座のKEC日本語学院です。

「本業とは別に、もう一つ仕事を持つ。」

そんな働き方が、少しずつ珍しいものではなくなっています。

以前は「副業」という言葉が一般的でしたが、最近では「複業」という考え方が注目されています。副業が収入を補うための仕事という意味合いが強いのに対し、複業は複数の仕事や専門性を組み合わせながら、自分らしいキャリアを築いていく働き方です。

その背景には、AIの進化や人生100年時代の到来があります。一つの会社、一つの仕事だけに頼るのではなく、自分自身の専門性を増やし、将来の選択肢を広げることが重要になってきました。

そして、その「もう一つの専門性」として、近年注目されている仕事の一つが日本語教師です。

今回は、これからの時代に広がる複業キャリアと、日本語教師という仕事の可能性についてご紹介します。

■なぜ今、「本業+もう一つの仕事」が求められるのか

AI時代は「一つの仕事だけ」がリスクになる

これまでの日本では、一つの会社で長く働くことが安定したキャリアの象徴でした。

しかし現在は、AIや自動化技術の発展によって、仕事の進め方そのものが大きく変化しています。資料作成や翻訳、データ分析など、人が担っていた業務の一部をAIがサポートする場面も増えてきました。

もちろん、仕事がすべてなくなるわけではありません。

ただ、「今ある仕事が10年後も同じ形で存在する」とは限らない時代になっているからこそ、一つの仕事だけに依存するのではなく、新しい専門性を持つことが将来の安心につながるといえます。

人生100年時代、キャリアも長くなる

もう一つの理由は、人生そのものが長くなったことです。

60歳や65歳で定年を迎えたあとも、20年、30年と活躍できる時代になりました。実際に、定年後も新しい仕事を始めたり、講師やコンサルタントとして経験を活かしたりする人は年々増えています。

そのため、30代・40代のうちから「第二の専門性」を育てておくことは、とても合理的なキャリア戦略といえるでしょう。

「副業」ではなく「複業」という考え方

複業の特徴は、収入源を増やすことだけではありません。

例えば、

  • 会社員×講師
  • エンジニア×教育
  • 接客業×語学

このように、本業で培った経験を別の仕事へ活かすことで、自分だけのキャリアが生まれます。

「収入を増やす」よりも、「自分にできることを増やす」。

それが複業という働き方の本質です。

■複業するなら「これまでの経験」を活かせる仕事がおすすめ

新しい仕事を始めることは、これまでを捨てることではない

新しい仕事に挑戦しようとすると、「今までとは違うことを始めなければ」と考えてしまうかもしれません。

しかし、これまでの仕事で積み重ねてきたものを、わざわざゼロにする必要はありません。

長く仕事をしていれば、専門的な知識だけでなく、人との接し方、相手の話を聞く力、物事を分かりやすく伝える力、問題が起きたときに対応する力など、さまざまな経験が身についています。

本人にとっては「当たり前にできること」でも、別の場所では大きな価値を持つことがあります。

複業の面白さは、こうしたこれまでの仕事で培ってきたものを、新しい仕事でもう一度活かせることにあります。

一つの仕事で身につけた経験を、別の仕事と組み合わせる。すると、単純に仕事が一つ増えるだけではなく、自分自身の持っている可能性も広がっていきます。

AI時代だからこそ、「教える力」は価値がある

AIが得意なのは、情報を整理したり処理したりすることです。

一方で、人の理解度に合わせて教えたり、不安に寄り添ったり、成長を応援したりすることは、人だからこそできる仕事です。

だからこそ、「教える」というスキルは、これからさらに価値が高まる可能性があります。

教える仕事は学校の先生だけではありません。

企業研修、資格講座、オンラインレッスンなど、さまざまな形で活躍の場が広がっています。

本業の経験に「日本語教育」を加えるという発想

そこで注目したいのが、日本語教師です。

日本語教師は、母語話者ではない学習者に対して日本語を教える仕事です。

日本語教育の現場では、日本で働きたい外国人にビジネスマナーや日本企業の文化を伝えたり、進学を目指す学生をサポートしたりと、これまでの社会人経験が活きる場面も数多くあります。

つまり、日本語教師はこれまでのキャリアを捨てる仕事ではなく、「今まで」と「これから」をつなぐ仕事だといえます。

■複業キャリアの選択肢として、日本語教師が注目される理由

日本語教師は「誰かの人生」を支える仕事

日本語を学ぶ人は、必ず何か目的を持っています。

  • 日本の大学へ進学したい
  • 日本企業へ就職したい
  • 日本で暮らしたい
  • 日本文化をもっと知りたい

つまり、学習者は「日本語」ではなく、その先にある人生の目標に向かって学んでいます。

日本語教師は、その目標を実現するための伴走者です。

授業で教えた日本語が、進学や就職につながることもあります。

だからこそ、この仕事には他の職業にはない大きなやりがいがあります。

本業を続けながら目指せるのも魅力

複業として考えるなら、「今の仕事を辞めなくていい」という点も重要です。

日本語教師養成講座の多くは、社会人向けに夜間や土日、オンラインなど柔軟なカリキュラムが用意されています。

そのため、本業を続けながらでも無理なく第二の専門性を育て、日本語教師としてのデビューに備えることができます。

また、日本語教師は常勤の専任講師だけでなく、パートタイムの非常勤講師や、オンラインレッスンでの講師など、様々な働き方があります。

そのため、複業にすることも、将来的に本業へ転換することも、自分のライフステージに合わせて働き方を選択しやすいといえます。

■これから日本語教師を目指すには?

「話せる」と「教えられる」は違う

前章で紹介したように、日本語教師はこれまでの仕事や人生経験を活かすことができ、かつ現在の本業を続けながら新しい専門性を身につけられるため、「複業キャリア」にとても相性の良い仕事です。

では、実際に日本語教師になるには、何を学べばよいのでしょうか。

日本語Nativeであれば、もちろん日本語を話すことはできます。しかし、「日本語を話せること」と「日本語を教えられること」は同じではありません。

そこで必要になるのが、日本語を外国語として学ぶ人に、分かりやすく伝えるための知識と技術です。

「日本語Nativeだから日本語を教えられる」のではなく、日本語を教えるための専門的な知識と実践力を身につけるからこそ、日本語教師として仕事ができるのです。

国家資格「登録日本語教員」という新しい時代

日本語教師を取り巻く環境も、大きく変わり始めています。

2024年には、日本語教師の国家資格である「登録日本語教員」制度がスタートし、日本語教師の専門職としての位置付けが、より明確になってきています。 

これから日本語教師を目指すのであれば、こうした制度について理解したうえで、自分に合った方法で必要な知識や実践力を身につけていくことが大切です。

2029年以降は、文部科学省が認定する「認定日本語教育機関」(主に留学生の受け入れをしている日本語学校など)等で教えるためにはこの国家資格が必須となるため、これから長く日本語教師として働きたいと考えている方にとっては、まずは国家資格の取得を想定して、知識と実践力の両方を身につけておくことが、将来の選択肢を広げるためにもおすすめです。

※国家資格「登録日本語教員」の詳しい説明、資格取得までのルートについてはこちらの記事をご参考ください → https://www.jpns.kec.ne.jp/blog/japanese-teacher/2606-2/

未経験からの挑戦なら、まずは日本語教師養成講座へ

日本語教師を目指す方法はいくつかありますが、社会人がこれから新たに専門性を身につけるのであれば、日本語教師養成講座で体系的に学ぶという方法が最も一般的であり、おすすめです。

養成講座では、日本語教育に関する知識を学ぶだけではありません。

実際の授業を想定した模擬授業や教案作成などを通して、「どうすれば学習者に伝わるのか」「どのように授業を組み立てればよいのか」といった実践的な力も身につけていきます。

これは、独学で知識を身につけるだけでは得にくい部分です。

また、日本語教師養成講座は土日や夜間を中心としたカリキュラムのものも開講されているので、現在の仕事を続けながら学ぶことができ、いきなりキャリアを大きく変える必要もありません。

まずは日本語教育を学び、資格取得を目指す。そこから日本語教師として少しずつ仕事を始め、本業と組み合わせていく。あるいは、将来的に日本語教師を中心としたキャリアへ移行する。

そんなふうに、自分のライフステージに合わせてキャリアを組み立てていくこともできます。

大切なのは、「今の仕事を辞めて、日本語教師になるかどうか」という二択で考えないことです。

今までのキャリアに、日本語教育という新しい専門性を

日本語教師を目指すことは、これまでのキャリアを手放して、新しい仕事に一から挑戦することではありません。

これまで仕事を通して身につけてきた知識や経験に、日本語教育という新たな専門性を加えることで、これまでとは違ったキャリアの可能性が生まれます。

本業を続けながら日本語教育を学び、資格取得を目指す。そして、身につけた専門性を活かして日本語教師として働く。そんな形で、本業と日本語教師を組み合わせる「複業」という働き方も考えられます。

もちろん、最初から働き方を大きく変える必要はありません。まずは学ぶことから始め、将来の選択肢の一つとして日本語教師を育てていくこともできます。

「今の仕事とは別に、人の役に立てる仕事を持ちたい」「これまでの経験を活かして、新しいことに挑戦したい」。

そんな思いがあるなら、日本語教師という仕事について知ることから始めてみてはいかがでしょうか。今まで歩んできたキャリアに新しい専門性を加えることで、これからの働き方は、もっと自由に選べるようになるかもしれません。

■【未経験から即戦力へ!】日本語教師養成講座ならKEC日本語学院 

KEC日本語学院の日本語教師養成講座は、これから日本語教師になって国内外問わず現場で活躍したい方におすすめの講座です。

KECの日本語教師養成講座はここがスゴイ!

①超少人数制のクラス!

大人数制のクラスだと講師が一人ひとりの受講生を見る余裕がありません。
KECでは最大12名の少人数だから、受講生に向き合った個別の指導が可能です。

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日本語学校・機関の採用試験は、模擬授業の良し悪しで決まります。つまり、授業ができることは、就職活動で非常に有利です。
一般的な養成校は模擬授業が数回〜10回以内が多いのに対して、KECでは現場と同じ形式の模擬授業を、カリキュラムの中で50回以上経験できます。

初めての方でも就職後に即戦力として活躍できる、圧倒的な実践量がKECの特徴です。

③就職・転職支援が強い!

KEC修了生を求める国内外の日本語学校・機関からの見学、説明会、募集案内等が次第、受講生の皆さんに情報提供しています。

また、受講生には就職活動の際の履歴書フォームの提供・添削、国内外の日本語学校・機関の受験情報の提供、試験対策や模擬授業の事前チェック、推薦状の作成などサポート体制も充実。

ありがたいことに、日本語学校様からは過去に就職したKECの修了生を高く評価していただいています。「KECの生徒さんはすぐにほしい!」と嬉しいお声をいただいており、求人情報が集まりやすいのもKECの強みです。

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KECでは最長3年間無料再履修や、再就職の支援など修了後のサポートが手厚いのが特徴です。

実際に現場に立って、壁にぶつかった時でも頼れる場所があるのは嬉しいですよね!

⑤現役プロ講師陣

実際に外国人を指導した経験を持ち、現場を知り尽くした講師が指導します。

日本語教師経験者が教える講座だからこそ、実際に現場で活かせる知識や技能を身に付けることができ、就職についてのアドバイスも受けられます。

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これまでの修了生の体験談はこちら

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ブログ監修者:新宿校 所長 関 大輔