現役日本語教師の言葉「いろいろあるけど、仕事は楽しい、面白い」

 何故か、KECには修了生の方が、ちょくちょく遊びに来られます。だいたいが、事前連絡無しの突然来校です(笑)。特に違和感もなく、受講されていた時のように話せるのも不思議なことです。最近、ご来校された受講生とのお話は・・・

 

・修了生(60代)の方から嬉しいお言葉①

 今春より、日本語教師として活躍されている修了生(60代)が遊びに来られました。お話を聞くと「1年前には、自分が日本語教師として教壇に立つなんか、想像もしなかったです。KECに来て、ホンマに良かったですわ。授業準備には、時間がかかりますが、自分が活躍できる場所があるのが、とても嬉しい。今は、とても楽しいです。」

 

・修了生(20代)の方から嬉しいお言葉②

 新卒の常勤日本語教師として勤務されている修了生が、「ちょっとKECに寄りました」とご来校くださいました。

・私「新卒で就職して、久しぶりに友達が集まると、会社のグチで、盛り上がるって、あるあるですが、そんなことはない?」

・修了生「いろいろありますが、面白いです」

・私「それは、良かった!」

 

 定年後にご自身の希望とまったく違う仕事に就かれる方もおられますし、新卒で第一希望の就職が、うまくいかず、第二希望⇒第三希望の会社に勤める方もおられます。生活の為には、やむをえない場合もありますが、「いろいろあるけど、仕事は楽しい、面白い」とか「仕事は、嫌いじゃないですよ」と言えたら幸せですね。

6月より入国者数が2倍に!

 報道によりますと「政府は新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、1日当たりの入国・帰国者数の上限を現在の「1万人程度」から6月に「2万人程度」に引き上げる方向で調整」とのこと。

 現状でも日本語教師求人サイトの掲載数は急増していることを考えると、入国制限緩和の「1万人程度」⇒「2万人程度」は、更に求人に拍車をかけると考えられます。

・日本語教師不足の懸念も?

おおよそ2年間、入国待機の受講生・技能実習生の入国により、一部の日本語学校や日本語教育機関等では、「日本語教師不足という現象が起こるのでは?」と心配される声もあります。

・日本語教師不足になっても、授業ができなければ採用されない。

仮に日本語教師不足という状態になっても、日本語教師採用試験には、模擬授業が課せられます。授業ができるかどうかが採用基準であることには変わりはありません。日本語教師養成講座で数回しか模擬授業を経験していない方には、とても高いハードルです。

KECでは、指導経験(家庭教師・塾講師等)の全くない方にも即戦力として活躍できるように実践演習と教育実習の合計58回の模擬授業体験でじっくり日本語教師として指導力を養成いたします。未経験の方もご安心ください。

日本語学校の最近について

こんにちは。

新宿校の早水です。

今回は、日本語学校で非常勤講師もしている私が、現在の日本語学校の様子についてお伝えします。

日本への入国も少しずつ進み、日本語学校に生徒が増えてきました。全員ではありませんが、今までオンライン授業を受けていた生徒たちも入国し、毎週出勤のたびに、クラスに生徒が増えています。

毎週新しい生徒が入ってくるので、顔と名前を覚えるのに必死です。今までの状況から考えると、本当に嬉しい悩みです!!( ;∀;)

教室で授業を受ける生徒の人数が増えると、授業の中でできることが多くなりますし、何より生徒の反応がダイレクトに伝わってくるので、やはり対面の授業はいいなと改めて実感しております。

日本の好きな食べ物の話をした際に、初級レベルの入国したばかりの生徒の口から、「食べ放題」や、「しゃぶしゃぶ」といった言葉が出てきて、待ちに待った日本での生活を楽しんでいるなと、嬉しい気持ちになりました。

オンラインの授業でモチベーションが少し下がっていた生徒も、入国してからはとても積極的になったりと、いい変化も起きています。

学生のやる気を、保ち続けられるような授業ができるよう、頑張りましょう!と、職員室もいい雰囲気でした。

これからもっと学生が入国してくるので、先生たちも頑張ります!(^^)!